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【10万PV!!】 競馬小説ドリームメーカー  作者: 泉水遊馬
シーズン3 chapter3
170/364

夢は陽炎-5

『インフェルノだ!

インフェルノが1着!

凱旋門賞もインフェルノ!』


2年前にファンタジスタで史上最大の歓喜を味わった凱旋門賞…今そのロンシャン競馬場で俺は屈辱にまみれていた。


今日もドリームメーカーは暴れながら走り暴走の狂馬と化した。


結果はインフェルノの2着。普通なら上出来の結果だ。

しかしインフェルノに遅れる事10馬身。

いつものドリームメーカーなら勝てないレースではなかった。



レース後俺と宝田と瑤子、武田調教師となぜか相羽のババァでミーティングを開いた。


まず俺が本音を言った。

「もし…ドリームメーカーが本当にインフェルノに勝ち目がないなら…次のBCターフは辞めて日本の王道路線でいきたい…」


武田調教師も俺に同意した。



「そんな…!?ここまで来て引き下がれないわ!!」

瑤子は烈火の如く反対の姿勢を見せた。



突然宝田が俺たちの前に書類の束を無造作に置いた。

「勝てないわけでもありません…」


全員が宝田の次の言葉を待っていた。


9月に入り秋競馬がスタート。年末まで激しいレースが繰り広げられる。


プリンスオブウェールズSを1着、エクリプスSを3着、インターナショナルSを1着したステージクロスがジャパンカップの参戦を表明した。


激戦の菊花賞トライアル神戸新聞杯をスターレジェンド、セントライト記念はドラゴンスペシャルが勝ち、秋華賞トライアルのローズSではうちの牧場生産のシャイニングハートが大圧勝。


新たなドラマがまた生まれようとしていた。


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