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【10万PV!!】 競馬小説ドリームメーカー  作者: 泉水遊馬
シーズン2 chapter2
111/364

朱-3

飛田牧場公式HP


社長のつぶやき


どうも…みなさんお久しぶりです。


飛田雅樹です…。


お元気でしたか?


俺は怪我をしました。


俺の馬でドリームメーカーってのがいまして、こいつが嚼みついたんです。


おそらく遠くから瑤子の隣にいる俺を見つけたのでしょうね。


一直線に俺をめがけて走ってきましたよ。


そりゃもう痛いってもんじゃありませんでしたよ、はい。



しかしね、見事に迷いなく嚼みつかれましたからある意味気持ちがいい。


いや本当に負け惜しみではなくね。

仮にも馬主の俺にですよ?


その根性アッパレってなもんです。



あの根性と馬主を馬主とも思わないふてぶてしささえあれば天皇賞は安心です。



それと病院の医師が言っていましたけど、綺麗に折れたおかげで治りも早いみたいです。


完治したら逆に丈夫になるんじゃないかってぐらい見事な技であったともおっしゃっていましたよ。



凄いでしょ?うちの馬は?


もう殺したいぐらい凄い馬です。


え?瑤子ですか?


瑤子は興奮しているドリームメーカーを馬運車に乗せていましたよ。そりゃもうつきっきりでね。


いや俺なんかはひとりでも、おとなしく救急車に乗りましたから全然大丈夫です。


なんだろ…涙が出てきました。




とりあえず今日はこの辺りで…。

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