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1話
初投稿です。よろしくお願いします。
目の前が赤く染まる。
私はただ呆然と炎を眺めていた。何故、自分が生まれ育ってきた村が燃えているのだろう。
十秒ほど立ちすくんでしまったあとに、ふと我に返り自分の家がある方へ走ろうとした瞬間、横から誰かが飛び出てきた。
飛び出してきた正体は弟の友達のリンだった。リンは私を見つけると、安心感からか泣き始めてしまった。
「リン！！何があったんだ？どうして、どうして村が燃えているんだ！」
「、、、ユウちゃん、逃げなきゃ、、、。ここにいたら僕たちも殺されちゃう。」
リンは何を言っているのだ？僕たちも殺されてしまう？
「ユウちゃん、とりあえずここから離れよう。」
私はリンに引っ張られるがまま、走り出した。
