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異世界転移・転生対策課  作者: 紫烏賊
case3 たとえ生まれ変わったとしても
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三人集まる

遅ればせながらカクヨムにも投稿を始めました。投稿している作品は同じなのであまり意味がありませんが・・・

それと一日PV数が90を超えました。

最初に見た時は信じられなくて二度見した後に「マジか・・・やべぇ・・・」とつぶやいてしまいました

これからもなるべく面白くなるように書いていくのでよろしくお願いします。

最後にブックマークしてくださった方ありがとうございます

「いたたたた」


 尻もちをついて着地したのでヒリヒリするお尻を触りながら起き上がります。


 転移が失敗したようですが、壁の中に転移してないだけよかったと思いましょう


 ・・・盾や剣も無事ですしグレネードもピンが抜けてたりしてないので本当によかったです。


 さて・・・ここはどこでしょうか?


 立ち上がって現在位置を確認します。


 向こうに私達が転移予定だったお城が見えますね。


 ある程度距離がありますがまだハッキリ見えると言うことは、ここはお城の下に築かれた城下町と言うことですね


 どうやら転移の際に、結界のような物に弾かれた結果、ここに転移したと推測します


「ナギさん!」


 そう考えているとバロックさんがこちらに駆け寄ってきます。


「無事でしたかバロックさん」


「はい、他の皆さんは?」


「分からないです。無事に転移していことを信じるしかないですね」


 通信もしたいですけど向こうは転生者、盗聴器などを開発している可能性もあるのでむやみに通信するのも得策ではないですね。


「そうですね。取り合えずこれからどう動きますか?」


「まずはお城を目指しましょう」


 ここで皆さんが集まってしまうと恰好の的になってしまいます。ここは皆さんが同じところを目指していると推測してお城を目指します。


「分かりました。私は前を歩くのでバロックさんは前を歩いて警戒をお願いします」


 そう言って歩き出そうとするとインカムに通信が入りました。


『あの~ナギさん』


「その声はセラさんですか?」


 インカムから聞こえる声はセラさんの声でした。


『そうです~先ほど転移が完了したのですが~ちょっと高いところに転移してしまって~落ちた時に家の屋根を貫通してそのままと二階の床に刺さってしまって動けないんです~』


「あー分かりました。でも何で私達が近くにいると分かったのですか?」


私達のいる場所は完全にランダムでセラさんの近くに私達がいるのかはわからないはずなんですけど・・・


『どうやって抜けようか動いていたら~話し声が聞こえていたんです~良く聞くとナギさんとバロックさんの声だったので~助けてもらおうと通信したというわけです~』


「なるほど了解しました。少し待っていてください、バロックさんとセラさんの居場所を探しますので」


『了解しました~私も音や声が近くなったら通信で教えますね~』


「お願いします。でも通信は最小限にお願います。盗聴からの逆探知の可能性も否定できないので」


『ッ!・・・それは・・・すみません。そのことを考えていませんでした~』


「大丈夫です。それにここまで通話を開いても何もないと言うことは盗聴や逆探知の可能性は低いかもしれませんね」


 もし実際に盗聴されていたらこんなに悠長に話しているうちに私達襲われていますかもしれませんからね。


『それでも最小限しておきます~』


「お願いします」


 私は通信を切ってバロックさんの方を見ます。


「通信は聞こえましたか?」


「はい、セラさんを探すんですね」


「そうです。まずは手分けして近くの民家から見ていきましょう。セラさんは二階の床に刺さっているので一階の天井を見ればわかると思います。まぁセラさんからも近かったら連絡が来ると思うので、見逃しは無いと思いますが一応教えておきます」


「了解しました」


 バロックさんは頷いて近くの民家の扉を開けて天井を見始めました


 さて私も探すことにしましょう。なるべく早く見つかるといいのですが・・・


 バロックさんが開けていないドアを開けようと手をかけますがガラガラと音を立てて崩れしまいました。

 これは・・・私が怪力という訳ではなくて普通に扉が壊れる寸前だったということだったのですね。よく周りを見れば家と言う家のほとんどが半壊していますね。この都でそれほど戦闘が起きたということなのでしょう。そしてそんなことが起きた国に陣取っているということは転生者が戦って勝利したということでしょうか。


 相変わらずの無茶苦茶さに頭が痛くなります


 一応天井を見ますが何かが刺さっているわけでもなくむしろ二階の床が完全に崩れているので、セラさんはいませんね。私はその家の隣の家の天井を見てみますがセラさんはいません。


いったいどこにいるのでしょうか?





 少しして別方向を探していたバロックさんからセラさんが見つかったとの連絡が来たので向かうとセラさんの足が天井から生えています。


 まだ抜いていないのでしょうか?私は階段を上って二階に上がります


 二階に上がると床に埋まっているセラさんと床から抜こうと踏ん張っているバロックさんがいました。


「まだ抜けないんですか?」


 床に刺さっているバロックさんに近づきながら声を掛けます。バロックさんは私に気が付くと引き抜くのをやめて私の方に向きました。


「いえ少し周りの木の破片がジャンバーに刺さって引っ掛かっていたのでそれを取り除き終わったので丁度引っこ抜くところでした」


「そうですよ~それにもし引っこ抜けないってことなら私はバロックさんが持ち上げられないほど重いって事じゃないですか~」


 実際にその胸の重量だけでも十分重いと思いますが言っても空しいだけなので言わないでおきましょう。というか考えているだけでも結構ダメージきますね、これ


 私一人で悲しくなっていると、バロックさんはもう一度セラさんの後ろに回り込み、セラさんの胴に腕を回してゆっくりと体を持ち上げました。セラさんの体は抵抗することなくスルスルと穴から抜けていき少しすれば完全に穴から出ました。


「・・・よいしょ」


 穴の無い床にセラさんを降ろしてバロックさんが後ろに下がりました


「ありがとうございます~バロックさん」


 服に付いていたゴミを払った後にバロックさんにぺこりとお辞儀をしました


「いえいえ、それよりもこれからどうしますか?ナギさん」


 本当なら先ほど言ったように本来の転移先だった。お城を目指したいのですが、少し問題が出てきたのでそちらを優先しましょう。


「そのことで少し不安要素が出来ました」


「なんですか~?」


「私達は近くに三人いたのですが、他の方が三人で集まっているいるのでしょうか。もしかしたら」


「誰かが一人になっている可能性があると?」


「はい、最悪場合の話ですが」


 もし一人になったのが隊長やユッカさんなら問題はほとんどありませんが、一番不味いのはアイビーさんが一人になっている場合です。


 模擬戦などの合間に教えてはいますけど、アイビーさんはまだ場数をあまり踏んでいない新人なので実際に動けているのかは不安が残ります。ありえない話ではないので、まずはアイビーさんに合流することを目標にしましょうか。


 ・・・いえ、通信すればいいですね。


 私はインカムを使ってアイビーさんの所に通信しようとした時でした。


 ゴゴゴと私達がいる家が大きく揺れ始め、辺りの気温が低くなってきました


「な、なんですか?!」


「わかりませんが、二人とも周囲警戒をしてください!」


 私指示を聞いて私を含めた三人で背中を合わせて周囲を警戒し始めます


 そうこうしている内に揺れが少しずつ大きくなってきて、こちらに近づいてきます


 そして家の木枠がはじけ飛び強風と冷気が襲い掛かってきました

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