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異世界転移・転生対策課  作者: 紫烏賊
アイビー二度目の休暇
53/199

朝の様子

誤字脱字報告ありがとうございます

 隊長の意外な一面を知った翌日、まだ眠いのを感じながら私は瞼をこすりながら体をゆっくりと起こします。


 伸びをしながら目を開けると自分の部屋の壁が見えます。


 やっぱりフカフカのベットは最高ですね。


 もう少しフカフカのベットに横になっていたいのですが時間なので、それを惜しみながらも床に降ります。


 降りた後にもう一度思いっきり伸びをして頭を覚ましてから着替えます。


 顔を洗って歯磨きをして、髪を軽くブラッシングしてから部屋を出て下に行きます。


 下に向かう階段に近づくと下が明るいので誰かもう起きているようです。


「おはようアイビー」


 階段を下りると部屋の中央に置いてある長机に隊長が座って何か書き物をしていました。


「隊長おはようございます。何を書いているのですか?」


「これか?前回の仕事の始末書だ」


「始末書・・・ですか?」


「うむ、前回の仕事の時にカルセさんがAランク武器を二つ持ってきてくれたのだが、その時に手続きを結構すっ飛ばして持ってきたらしくて、そのことについての始末書をカルセさんと協力して一緒に二つまとめて書いているのだ」


 そう言って隊長は書き終わっている紙を差し出しました


 私はその紙を受け取って読みます。


 ・・・・あれ?


「これ『オーベルテューレ』の始末書ですよね?」


「ん、そうだが?」


「あの、これ私が書くべきものですよね」


 私が使ったので、私が始末書を書くのが筋な気がします。


「いや、Aランクの指示をしたのは少しあやふやな指示出していたが私だからな。ならば最後まで、責任を取るのが上の務めだ」


「いえでも・・・」


「それにアイビーが何かミスしたわけではないのだから、書く必要はない」


 だとしても私が書くべきことだと思うので、申し訳なくなります。・・・そうです!お礼に昨日買ったお土産を渡しましょう


「これ・・・お土産・・・・」


 あ・・・お土産あの捕まった建物に置いてきてしまいました。あそこから脱出する時に持ってくるのを忘れていました。


「・・・すみません、あの建物に忘れてしまったようです」


 私は頭を下げて隊長に謝ります。


「いや、別もお土産は絶対に用意する必要はないぞ。皆勝手に持ってくるだけだから毎回用意する必要がない。だから謝る必要もない」


 隊長はそう言ってくれましたが、お土産は実際に食べ比べして美味しいと思った物を用意したので、食べて欲しかったですが仕方ありません。今度の休暇で買いに行くのもいいのですが、一回襲われてさらわれたので、少しの間あの世界と言うかあの町に行くのは辞めておきましょう


「でも美味しいと思ったので隊長達に食べて欲しかったのですけど、なくしてしまって」


「・・・そうか。さて、そろそろ皆が起きる頃だから飲み物の準備でもしてこよう」


 隊長はそう言って奥の部屋に歩きだしました。


「あ、お手伝いします」


「いや、こっちは大丈夫だ。それよりもそこの棚の中にお茶受けあるから出しておいてくれ」


「わかりました」


 私はロッカーの隣にある棚を開けてそこから小皿を取り出して奥にしまってあるお菓子を取り出します。


 中を覗くと皆さんが持って帰ってきたお土産があるのでその中から賞味期限の早い物を取り出して小皿に盛ります。


「おはようございますアイビーさん。隊長は?」


 後ろから声が聞こえたので棚から顔を出して振り向くとナギさんが階段を降りてきました。


「おはようございますナギさん。隊長は奥の部屋で飲み物を準備しています」


「そうですか」


 ナギさんは階段を降りてそのままの足でホワイトボードを移動させて長机の前に運びました


「あ!ありがとうございます」


 私はお茶請けを持った小皿を持って立ち上がりついでに上の引き出しからコースターを取り出して持ってきます。


 そして小皿を置くと丁度FAXが鳴って印刷された紙が出てきました


「いえ、それよりもこれ、隊長に渡してきますね」


 ナギさんはFAXから出てきた紙を持って奥の部屋に向かいました。


 取り合えずやることは終わったので椅子に座って待っていると


「おはようございま~す」


 セラさんが降りてきました


「おはようございますセラさん」


「おはよ~アイビーちゃん。隊長は~?」


「隊長は奥の部屋でナギさんと一緒に飲み物を準備しています」


「そっか~じゃあ大人しく待っていましょう」


 そう言ってセラさんは私の隣に座って私の髪を触り始めました


「・・・あのセラさん?」


「アイビーちゃんはちゃんと髪の手入れしているみたいね~」


「え?あ、それはセラさんとナギさんに教えてもらいましたから」


 この前の訓練の休憩中にナギさんとセラさんが一緒になって隊長に髪について熱く語っていたときに、私がたまたま通りかかったら隊長に道ずれとばかりに私を引きずり込まれて、一緒に講習を受けました。


一応お二人の考えは理解出来たので、もらったコンディショナーは使っています。


「えらいわ~。隊長はあんまり使ってくれないから~」


「そうなんですか?」


「隊長は進めると『私にはこういうのは似合わないから・・・』って言って断ったり使わなかったりするのよ~あまり強引に勧めるのは私も好きじゃないんだけどね~」


「その割には結構強めに勧めていましたような気がしますけど?」


 実際隊長と一緒に講習を受けている時は圧がすごかったです。有無を言わせないというか嫌といえる雰囲気ではなかったです


「あれは~あまりにも隊長が縦に振ってくれなかったから~お世辞とかでも『やってみるとしよう』とか言ってくれればいいのに、絶対に言わないからこっちもムキになっちゃって~」


アハハ~とセラさんが照れながら頬に手を当てました


「ん?何の話をしていたんだ?」


 隊長が奥から6人分のコップをトレイに載せて出てきました。


「おはようございま~す隊長。髪の話をしていたんですよ~。隊長、私があげたコンディショナー全然使ってくれないな~って話をしていたんですよ」


「そうか・・・えっと、ユッカとバロックが起きてないようだから起こしてくるな」


 隊長はバツが悪そうな顔をしながらコップを私達の前に置いて、そそくさと上に上がって行きました


「・・・逃げたわね~」


「逃げましたね」


 私とセラさんはそう言った後に顔を見合わせてから笑いました


 少ししてバロックさんが降りてきてもう少ししてから隊長に担がれたユッカさんが降りてきました。


「よし全員無事に起きたな」


 隊長はユッカさんを椅子に叩きつけてからホワイトボードの前に立ちました。


「おがぁ?!な、なんスか?」


 椅子に叩きつけられたユッカさんは叫び声をあげて起き上がりました


「おはよう、ユッカ。目覚ましの数をもう少し増やした方がいいと思うぞ」


 ユッカさんに挨拶をして体調は返事を聞かずにこちらを向きました


「では今回の仕事の内容を説明する」


こうして今日も仕事が始まります。

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