表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/38

哀しみの章2

愛してる・・・















「カルフォスー!」

嫌な予感がして

太陽の後を追いかけて急いで月は、地上へと降りる。





「カルフォス!カルフォス!!」

朱金の髪と髪がお互いを滅ぼそうと

争いあって居る。



「来るなシル!・・・・民を・・・」

カルーとシルクを・・・声にならない言葉で

月にそう言う。


「それがイライラするんだよ~!」

太陽の力が爆発してカルフォス達を包み込み

月がそれを中和させる。


「やめて!やめて~!!」

太陽とカルフォスが互いを傷つけあい、

二人とも血に染まってけれど

中和している月は二人を止めることが出来ない。


大切な太陽とカルフォスが傷つくのが

生命達が傷つくのが哀しく

涙が溢れて堪らなかった。



「・・・・・・最後だ!」




「止めて!カルフォス!!」




太陽に振り下ろされようとしているカルフォスの刃、

交わる赤味の茶色と黄金の瞳、

どちらも失うのが哀しくて

月は叫んだ。





瞳を見開いて

時が止まったように月は只呆然とその光景を見る。




「・・・・・・・!!?・・・・・・」





パアン!


何かが魂が弾ける音


一面に彩られる赤色と

ゆっくりと倒れていくカルフォス

それが信じられなくて理解できなくて

月はゆっくりと何度も何度も首を振った。



「ハハハ!!皆居なくなれ!」



カルフォスの血に染まった姿で

太陽は狂ったように笑う。





「・・・・・・・カ・・・・・カルフォ・・・ス・・

・・・た・・・・・太陽・・・・貴方・・太・・・陽・・・!?」




何もかもが真っ白で

耳の中はザーザーと雑音がきこえるだけで

何も聞えない。


(・・・・・太陽・・・・・カルフォス・・・・・?)




あの・・・・赤い色は・・・?

赤いのは何・・・・?




全てが白く染まっているのに、所々

赤いものが見える・・・・。





カルフォス・・・・・?









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ