番外編 テラと士官
「あ、ハルトくん?この書類明日までに私に渡してね?今日はここで泊まっていいから」
こうして私は自身の執務室からでた。
「ふぅ……今日から楽しくなりそうわね~♡」
ニヤニヤする私。
すると一人の士官が私の方へとやってきた。
「テラ中将殿!休暇から帰ってきました!」
「あらあら、体はしっかり休めた?」
そう聞くと士官は嬉しそうに答えた。
「はい!お陰様で母に会えました!」
母という単語を聞いた瞬間どこか嬉しくなってしまった。
……ハルトくんのせいかしらぁ?
「それでなんですけど……」
士官がバッグからゴソゴソとなにかを出そうとしていた。
「これ、母からのお土産です!上司に渡せって母が口うるさく言うものですから」
苦笑いでテラに手渡しする士官
「これってシュークリーム?もしかして手作りかしら!」
私は士官からもらったシュークリームを見つめると士官は嬉しそうに答えた。
「はい!母は元々パティシエだったのでこういうのも作れるんですよ!」
それを聞いた瞬間私は今日が人生で一番幸せな日と思ってしまった。
「ありがとう!とても嬉しいわ!」
「いえいえ、もしまた食べたくなったら申してください!いつでもお送りいたします!」
そして士官は挨拶をして、どこかへ行ってしまった。
私は嬉しく歩きながらもらったシュークリームを頬張り、幸せな表情になってしまった。
「しあわせぇー♡」
それを見た廊下にいた将校や士官たちは心が浄化されていったのであった。




