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とある組織幹部の異世界転生  作者: ラララ
無双系主人公
7/13

7 神の魔導書

毎週日曜日と水曜に投稿するようにします。

「俺の名は剣王、グレイブス=ソードだ。」


「えっと、僕はローランドバッファローです。」


「その年齢でその実力か。見事のものだ。ただ、」


「ただ?」


「その戦闘力で魔術師を偽るのはいささかずるいのではないのか?」


「いや、これでも僕魔術の方が得意で魔聖級魔術を無詠唱で撃つくらいはできるんですよ。」


「っ⁉︎」


「だから魔術師を名乗っているんですがダメですかね?」


「俺と戦う気があるか?」


「えっと、剣聖との戦いは?」


「むぅ、そうだな。剣王権力でなしだな」


「あ、はい。わかりました。戦いますよ!」


--------------------------------


「師匠はやっぱりすごいですね。」


「まっさか剣王とこんなに早くかち合うとはねぇ」


「あははは。僕も驚きなんだよね」


実際剣王に勝てるとは思うが連戦でほんの少し体力が削れているところがあるためどうなるかはわからない。


「ならいってくるさ!」


「頑張ってね♪」


「頑張ってください師匠!」


--------------------------------


「では、行くぞ!」


「…」


お前に力は今回借りない。


『なーんーでーかーなー?』


俺も成長したいしな。


『ちぇ、つまーんないーーーー』


魔聖級身体強化魔術を自らの体に付与し、剣に毒撃を仕込む。


「舐めすぎだろ?」


「僕にも考えがあるんですよ。」


「ちょっと痛くすっかもなぁ」


「死んでも知りませんよ。」


「ガハハハ。そりゃおもろい展開になりそうだ。」


剣技(エターナルスラッシュ)


「毒撃の乗った斬撃とは怖いねぇ」


「真なる、土魔法雷魔法爆撃魔法火魔法よポイズンアビスコアを周辺に集まり対象を迎撃せよ………」


「っ⁉︎魔法使うのは反則だろ。」


「そんなの子供言わないでくださいよ」


「ハッ…それもそうだなぁ!そうだよなぁ!だったら徹底的にぶちのめしてやるよぉぉ」


「呆れてものも言えませんね。あなたの実力は平静時ではそんなものではないでしょうに。」


「ぶっ潰す。」


「できるものならやってみろよ。」


「はぁぁぁ!」


舐めるなよ!俺は魂を格上げしたんだ。あの忌まわしいゴミムシどもでも期待してしまう契約を今は使えるようになったんだよ!


「はぁ……『稀代に生まれし龍よ我が望みに従い力を加えんことを望む。これは「契約(けいやく)」だ』」


さあ破棄し尽くせ!


「ぬわあああああああ」


「なんてことだ。あまりにもあまりにも弱すぎる!」


「へぇ、、、言ってくれるじゃないか?」


「っ!」


「へぇ。今の弾くんだ?」


「当たり前でしょう?」


「ふぅ。キミへの評価を変えるとするか!」


「ところで貴方は?」


「申し遅れた。僕の名はブラッディ=ソードだ。よろしく!グレイブスは剣王に中でも最弱!」


「遅すぎますよ!その名乗り!」


「ハハハ!面白いね。君」


「契約、格上げを一時的な引き換えで一時的な身体能力向上。」


これで格上げされた状態で身体能力向上する。


「君なんかが僕に叶うはずないのに……っ?」


「黙れよ雑魚が」


「おのれおのれおのれぇ〜!絶対に許さん!」


「契約、今ある体力の半分で剣技の技術の上昇」


「ブツブツブツブツうるっせぇんだよ!」


雪斬(塹壕)


この世界では流派がいくつか存在する。ただその中でも魔法剣派と技剣派で分かれている。これは氷魔法を纏っており、塹壕はこの世界最強流派と言っても過言ではない。何故ならこの俺が生み出したからだ!


「ぐ、はぁぁ」


「口ほどにもない奴だったよなぁ。」


かっこいい登場の仕方だったのに……


「流石に疲れた。連戦はもう懲り懲りだよね。」


呆れたようにそういうと、


「かっこよかったね!」


「さすが師匠です!」


「えへへぇ」


「もう!照れないでさっさと帰るわよ」


--------------------------------


「あのガキ、どうゆーこった。」


「なんなのでしょうな?」


「ブラッディを圧倒してどっかに行っちゃうんじゃダメだよぉ〜」


「相変わらずオメーラはうるせえなぁ」


「連れないこと言うなよぉ〜剣帝の仲だろう?」


「ああもう…そうゆー暑苦しーのが嫌いなんだよぉ!」


--------------------------------


ただいまニニールと寝た後の賢者タイムなのですが、おっとどこからか殺気が?画面の向こう側からでも届いてしまうような殺気が飛んできましたね。

それはどうでもよくて、剣王クラスの実力者を2回倒すと、そのものが産まれし時に持っていたもの、特にこれがあのスキルボードのアビリティ運に関わってくるような大事なものだと言うことが今の俺でも察せられる。

開放してみるとするか!

『能力

筋肉100(カンスト)

瞬発力100(カンスト)

知能100(カンスト)

幸運100(カンスト)

スタミナ100(カンスト)

アビリティ運100(カンスト)

初期スキルポイント999(カンスト)

男性0

女性−9999999(カンスト)

スキル

格上げ

契約

神の魔導書


称号

英傑杯優勝者、剣技上昇(上昇倍率5%)』


やはりか。あの日から体が少し強くなってきていると感じていたんだが。

神の魔法書とは鑑定によると新たな魔法を一つだけ想像可能でありさらにこの世界に現存しているすべての魔法を使用可能にすることができるらしい。

なんともチートスキルなこった。新たな掘り出し物として、神級身体強化の魔法使えるようになった。

やっぱこれ負ける気がしねぇわ、うん。

とそこで俺隣で一糸纏わぬ姿となったニニールが起き上がる。実は今俺の部屋にニニールが来ているが、これは転移魔法鍼灸を使い一箇所短距離で永続で転移門をつなげられるようになったのだ。これでニニールといつでもやれるぜ!


「何か掘り出し物でもあったのかしら?」


「ああそうだな。格上げが神の魔道書にも効くことがわかり、色々と制限が外れている状態なんだ。」


「そう…貴方がどんどん遠くなっていく気がした。」


「それで構わないよ。今度こそ君を守ってみせるのさ。」

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