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とある組織幹部の異世界転生  作者: ラララ
無双系主人公
12/13

12 スローライフは送れません!

毎週日曜日と水曜に投稿するようにします。



「なんなんだ!?」


「何かあるの?」


「ま、、、、、」


「「ま?」」


「魔法が、使えない。」


「「はぁ?嘘でしょ⁉︎」」


『これで契約も不成立だね。それじゃあ!』


『おいっ!』


急に一体?


「本当にどうにかなってしまったのか?

あいつなのか?のろいなのか?」


「何を言っているの?」


「封印されたんだよ!

魔法をうまく使えない。

魔力回路が壊されたのかもしれない。」


「で、でも神の魔法書なら…」


「新魔法を作るときの生贄にしてしまった。」


一体何が…


「とにかく学園に戻りましょうよ!

師匠…」


「神の魔導書で覚えた、回復魔法と、

『魂格上げ』で覚えた、超特大魔法しか使えない…

しかも両方とも魔力消費が多すぎて、集団で使う用のものだし……」


「マナポーターでも雇う?」 


「金かぁ」


「それで解決するんだったらやすいものじゃないの?」


「そうかもしれないけど…」


「なんか嫌な予感がするんだよなぁ」


「…………」


-----------------------


「急にいなくなった君たちのことを心配していたら、彼奴等のブタ共のボスを仕留めてくれていたなんて!

これで上の奴らにも何もいわれないし、これくらい持ってって!」


そう言って白金貨を10枚を差し出してくる。


「有難うございます。」


「いやいや、こちらこそ!

被害があまりにも少ないし、ああ君は期待の学生か!」


「そこまでじゃないですよ。ハハハ」


やばい、冷や汗が(タラ〜)


「フフフ、君は前衛なのかい?」


「魔剣士みたいなものです!」


「そうなのか。

僕たちのところに入ってくれない?

お貴族様でも来ることもあるしね。」


「考えておきます。」


「ありがとうね。」


「報告にでも言ってきますね。」


その後………


「あの提案は流石にねぇ~」


「師匠もSランク冒険者集団に誘われるなんていいですね。」


「そんなもんなのか?」


「そうですよ!

彼らは物凄く強いんです。

ドラゴンロードスレイヤーズの二倍くらいは強いんですよ。」


「戦いを見てないからわからんな。

只、今の俺じゃわかる気がせん。」


「そうですか。」


「まあ封印されたんだし。」


「いま強さはないと言っても過言ではありませんしね。」


「流石にそれは過言だ。」


「は、はい…」


----------------------


学園にて…


「お前は退学だ。」


「いやだからっ!

あのっ!俺は、広範囲殲滅魔法(グレードブレイク)を打てるんですよ!」


「ハッ」


「なんですか?その鼻につくような言い方。」


「何もわかってないな!」


「だから!?」


「そんなの一発しか打てないネタ魔法しか使えなくなったと言ってるよなものだ!」


「それでも一日一回しか打てないわけだからなんですか⁉︎」

 

「ええい!うるさい黙るのだ。」


「ッ!」


「出ていけ…わかったな……?」


「はい…」


「学園最後の1日を楽しめ」


学園長室を出ていく。


「済まない…」


と聞こえた。


「何があったの?」


「学園から追放された。」


「え?」 


「もしかしたら陰謀も絡んでいるかもしれない。」


「私、少し心当たりがあるわ。」


「ん?」

「なんですか?姫?」


「私って姫なのっ?

って、どうでもいいわ。

最近、第一王子との縁談が進んでいるのよ。

『はあ?』勝手にね…

だから断ったの。『ウンウン』

何としてでも進めると父様が聞かないわけ。

だから仕方なく、無視してたの。」


「成る程、唯、それはまずくないか?俺を無理やり王様と伯爵権力で、無理矢理俺を追放したと。」


「可能性は高いですね。

しかし、それは失敗でした。我々はすぐにここを出ていくのですから。

あのドラゴンエンペラースレイヤー冒険者に入るのも、いいかもですね。」


「二二も一緒に行くよね?」


「勿論!」


「あの〜

親に未練とかは?」


「「そんなものはない(わ)!」」


「良かったです〜ちなみに僕は、ありますよ?」


「なんでお前が疑問系なんだよって、、、もういいわ。

で、なんの未練だ?」


「Cクラスのローシェですよ。」


「ならついてきて貰えばいいんじゃね?

退学届の枠を増やせばいいんじゃね。

学園最後の1日を楽しめって言われたじゃん。」


「じゃあ、出発!」


--------------------------------



神界にて


「よかったわぁ〜」


私はミスったかもしれなかったからね。

それにしてもあんな抜け穴を見つけたお前を弱体化させるのは骨が折れたわよ。


「鬼神ねぇ

あいつも便利な駒だったわね。」


私の作品の()()をすてるのはつらいわよ。

軍力と言っても、量だったら、数だけが取り柄の小鬼神(ゴットゴブリン)でいいし。

個々の戦力だったら、ドラゴン帝軍団(ドラゴンエンペラーズ)でいいしね。

中途半端なのよね。アイツ。

それにしても、なんで剣帝なんかがあの場所にいるのかしらね。

あんな場所生まれてたのは普通にイレギュラーだし。

これから、魔帝や大賢者などを用意しないといけないなんて、面倒でしかないけどね。


「女神様の深謀遠慮によって、煩わしいものを弱体化させましたね。

鬼神は死にましたが、奴は魔神12人将の中でも最弱。

特に我らがいる限りここに攻められることなどありませぬ。」


「「「その通りである。よくわかっておるな。」」」


こいつらはもういつも通り勝手にはしゃぎ回ってるだけで私の役に立っているから少しくらいの私語は見とめてやるが、


「五月蝿いぞ。私の耳が腐るじゃない。」


これ以上は認めるつもりはない。


「ッ!申し訳ありません」


「わかったのならもう黙れ。」


「無理やりオーヴァーフローってことにして、アイツの価値を下げたのに関わらず戦力も増強してくるのは私の予見眼に映らなかった未来なの。」


「ッ⁉︎そうなのですか⁉︎予見眼のイレギュラーなのですか?」


「いやぁ。そんなわけないじゃない。予見眼じゃなくてモートンとかいうやつがイレギュラーなのよ。」


「ああ、よかったです。しかしこうも頻繁に、イレギュラーが発生すると、こちらもあがったりだ。」


「明らかに、ハイペースよね。」


「まぁ、しばらく放置でいいでしょう。」


「ええ、そうね。」


無言を貫く他の、魔神将は何を考えているのだろう?








ようやく第一章が終わりました。

第二章は成り上がります。


次投稿できるのは四月です。

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