♥ 芝生公園 2 / ピクニックランチ 2 / 観光デート 3
マオ
「 本当はさ、全部に幻の卵を使いたかったんだけど、10個しか無かったからなぁ…。
あっ、でも残りの卵は厨房にあった黄金の卵を使ったよ 」
セロフィート
「 ワタシの為に幻の卵を使ってしまって良かったです? 」
マオ
「 うん。
オレが使いたかったんだ。
セロに美味しい玉子料理を食べてほしかったんだよ 」
セロフィート
「 マオ…(////)」
マオ
「 セロに喜んでもらえて、玉子料理を作った甲斐があったよ 」
セロフィート
「 ワタシの為に…。
有り難う、マオ(////)」
セロはオレの右腕を掴んで引き寄せると、オレを抱きしめてくれた。
マオ
「 ちょっ…セロ!(////)
人が沢山居るのに!! 」
セロフィート
「 誰も見てません 」
マオ
「 そんな事ないだろ! 」
セロフィート
「 結界を張ってます。
外の声や音は聞こえても、中の声は漏れません。
誰の目も気にせずにイチャイチャ出来ます。
マオはワタシとイチャイチャしたくないです? 」
マオ
「 したいです!(////)
イチャイチャしたいに決まってるだろ! 」
オレがそう言うと、セロはオレの左手の甲に右手を重ねてくれる。
オレはセロに押し倒される状態になって、レジャーシートの上で仰向けになった。
オレの視界には気持ちの良い程の青空とオレを見詰めているセロの顔が入っている。
青空の下でイチャイチャするなんて、背徳感に苛まれそうだ。
だけど、オレはセロとイチャイチャしたい(////)
セロがオレとイチャイチャしたがってくれてるんだから、此処は男らしくセロの想いに応えたい!!
セロの左手がオレの右頬を優しく撫でてくれる。
セロフィート
「 ──マオ、『 あ〜ん 』してください 」
マオ
「 あ〜〜〜〜ん!! 」
セロに言われて、オレは少し控え目な「 あ〜〜〜ん 」をした。
此の体勢からの「 あ〜ん 」とくれば、此の後にする事が何なのか──、大体の想像は付くよな??
大いに期待しているオレの唇をセロの柔らかい唇が塞いで────。
うん??
塞がれない??
何でだろう??
オレは何時でも「 カッモ〜〜〜ン! 」なんだけど?!
何かがオレの口の中に入った。
──うん??
あんまいっ!?
マオ
「 ──セ、セロ??
オレの口の中に何を入れたんだ? 」
セロフィート
「 砂糖菓子です。
金平糖の様に固い砂糖菓子ではなく、唾液にだけ溶け易くした砂糖菓子です。
どうです? 」
マオ
「 …………甘いよ!
だけど…しつこい甘さじゃなくて、柔らかい感じの甘さで……柑橘類の香りも仄かにする…かな?? 」
セロフィート
「 ふふふ。
マオが食べたのはレモン風味の砂糖菓子です 」
マオ
「 えっ?!
レモン風味なのか?!
気付かなかったよ… 」
セロフィート
「 マオの為に用意しました。
気に入ってくれました? 」
マオ
「 オレの為に??
──嬉しいよ!
有り難な、セロ!(////)
もっと色んな味を食べたいよ! 」
セロフィート
「 はいはい。
慌てないでください。
沢山あります 」
そう言うセロは嬉しそうに微笑んでいる。
スーーーッと舌の上で溶ける不思議な砂糖菓子を催促するオレに対してセロは、オレの口に砂糖菓子を入れてくれ────ない?!
セロがオレにくれたのは、セロの柔らかい唇だった!!
今かよっ!?
オレの気持ちは完全に砂糖菓子に移っていたから面食らってしまった。
然もだ、セロったらオレの口の中に舌を入れて来た!!(////)
こ…此は──、男として受け入れるしかないよな??
セロがオレの口の中に舌を入れてくれるなんて、何時振りだろう??
オレは舌を伸ばして、セロの舌に絡めようと頑張った。
青空の下でセロとキスをしながら、舌を絡めてクチュクチュする事になるなんて、一体誰が想像しただろうな??
予想外の展開に、オレのテンションはMAXだよっ!!
一通りセロとイチャイチャし終わった後、楽しい一時は終
何
空
ブーツを履




