♥ 冒険者ギルド / 依頼報告
──*──*──*── 冒険者ギルド
──*──*──*── 受付カウンター
セロがポーチバッグの中から5枚の回収袋を受け付けカウンターの上に出していく。
受付嬢のお姉さんの笑顔が引き吊っている。
セロと受付嬢のお姉さんのやり取りは、もう少し掛かりそうだな…。
──沼地で転移魔法陣が発動して、宿泊室に戻って来た。
宿泊室のドアを開けると、冒険者ギルドに出た訳だ。
移動が楽なのって助かるよな。
オレは何度だって言うぞ!!
──あっ、そうだ!
空になった報酬袋を返却しないとだ!
マオ
「 セロ、報酬袋を返却しときたいんだけど良いかな? 」
セロフィート
「 はいはい 」
セロがポーチバッグから、報酬袋を出してくれる。
オレは畳まれた報酬袋を持って、空いてる受け付けカウンターに移動した。
受付嬢のお姉さんに報酬袋を渡してから、返却スタンプ帳を出す。
受付嬢のお姉さんが小スタンプを押してくれる。
小スタンプか20個貯まったから、セロカ君のロゴが入った実用的な景品を2個貰えた。
景品を受け取ると、受付嬢のお姉さんが大スタンプを2つ押してくれる。
大スタンプが10個になったから、賽子を振らせてもらえる事になった。
此の賽子も《 セロッタ商会 》が提供している品で、ズッコやイカサマが出来ない仕様になっている特殊な賽子だ。
オレは賽子を確りと振ってからカウンターの上に転がす。
出た色は白色だった…。
オレが貰える豪華景品は──、幻の卵だ。
受付嬢のお姉さんが、幻の卵が入っている篭をくれた。
受付嬢
「 おめでとう、マオ君 」
マオ
「 …………有り難う… 」
運が良いのか悪いのか……。
喜んでも良いんだけど、どうせなら直ぐに食べれる紅茶とクッキーとミニドーナツセットが当たってほしかったんだけどな……。
幻の卵は1個80Mgもする高級品だ。
持ち手の付いた篭には10個入ってるから、800Mg相当の値がする訳だ。
此の卵…どうしようかなぁ…。
受付嬢のお姉さんに御礼を言って、セロの立ってる受け付けカウンターに戻った。
セロフィート
「 マオ、何か貰えました? 」
マオ
「 うん。
卵を貰ったよ。
10個も入ってるよ 」
セロフィート
「 良かったですね 」
マオ
「 うん…。
──セロの方は終わりそう?? 」
セロフィート
「 報酬は受け取りました。
ギルドから直々に依頼が入りました 」
マオ
「 依頼?
どんなの? 」
セロフィート
「 エベトモダスト遺跡の調査です。
急ぐ依頼ではないですし、最後の依頼を終えた後に受けましょう 」
マオ
「 うん…。
エベトモダスト遺跡か。
≪ 街 ≫の近くに遺跡があるんだ? 」
受付嬢
「 エベトモダスト遺跡迄は徒歩で2時間程の場所にあります 」
マオ
「 へ…へぇ?
2時間も掛かるんだ? 」
セロフィート
「 マオ、宿屋へ戻
マオ
「 うん。
遅
セロフィート
「 はいはい 」
オレに微
オレはセロと一
◎ 80Mg
800Mg




