♥ カモッポゥロの街 / 飲食街 / 飲食店 / 遅めの昼食
──*──*──*── カモッポゥロの街
──*──*──*── 飲食街
──*──*──*── 飲食店
マオ
「 ──ほぅ…。
温かいなぁ〜〜〜(////)
野菜たっぷりスープ、最高だぁ〜〜(////)
コモ芋ホクホクぅ〜〜(////)」
セロフィート
「 ヒザメラのシチューパイも美味しいです 」
マオ
「 マンマグの団子リゾットも熱々で美味しいな!
暖かい飲食店で温かい料理を食べれるのって幸せだな(////)」
セロフィート
「 ふふふ。
良ければシィラギのピッガも食べてください 」
マオ
「 うん!
有り難な、セロ! 」
オレはテーブルに並べられている料理を次々に平らげていく。
セロが食べる為に注文したシィラギのピッガも美味い!
オレに分けてくれるセロの優しさが嬉しい(////)
マオ
「 此のライスペーパーに巻かれたのも美味いな 」
セロフィート
「 水で戻した切り干しタイゴを微塵切りにした野菜とミンチで炒めてライスペーパーに巻いた料理です。
甘辛いタレで味付けたゼケのミンチを使うのがポイントらしいです 」
マオ
「 ふ〜ん?
確り味が付いてるから何も付けなくても美味いんだな。
幾つでも食べれちゃうよ! 」
セロフィート
「 お代わりします? 」
マオ
「 うん!
トリュムのグラタンとコーンリゾットも追加な! 」
セロフィート
「 はいはい 」
セロがウェイトレスを呼んで料理の追加注文をしてくれた。
マオ
「 ──なぁ、セロ…。
マンジュシャゲの回収袋だけはさ、村長さんに渡しても良かったんじゃないのかな? 」
セロフィート
「 其は出来ません。
冒険者ギルドを通した依頼である以上、回収袋は解体屋か冒険者ギルドへ渡す決まりになってます。
冒険者ギルドが責任を持ち、依頼主の元へ中身を届けます 」
マオ
「 時間と手間が掛かるんだな 」
セロフィート
「 回収袋の中に入っている限り、鮮度は保たれます。
何れだけ時間が経とうと痛みません 」
マオ
「 回収袋、大活躍だな。
冒険者ギルドで、冒険者向けに販売すれば良いのにさ。
回収袋が売れたら “ ガッポリ ” 出来るじゃんか。
何で回収袋を売らないんだ? 」
セロフィート
「 悪用されるに決まってます。
回収袋を売り物にするつもりは無いです 」
マオ
「 そうなんだ…。
セロでも悪用されるのを嫌ったりするんだな 」
セロフィート
「 はぁ?
どう言う意味です? 」
マオ
「 セロもマトモな事を言うんだな──って思ってさ 」
セロフィート
「 失礼ですね。
ワタシは何時もマトモです 」
マオ
「 良く言うよ!
──でもさ、オレは嬉しいんだ!
セロが便利アイテムを何でも彼んでも “ ガッポリ ” に使ったりしないって事が分かったからさ 」
セロフィート
「 マオ… 」
マオ
「 へへへ(////)」
セロフィート
「 今回は大目に見るとしましょう 」
マオ
「 セロ…(////)」
セロフィート
「 ──マオ、追加した料理が来ました。
食べましょう 」
マオ
「 うん! 」
セロが追加してくれた8品の料理が運ばれて来た。
セロと一緒に美味しい料理を堪能した。
──*──*──*── 1時間後
料理を完食したセロとオレは、飲食店を出る事にした。
セロがレジカウンターで昼食代を支払ってくれる。
オレはドアの前でセロを待つ。
支払いを済ませてくれたセロが来たからドアを開けた。
セロと一緒に飲食店を出た。




