✒ 街中 2 / 嗚呼っ、運命の出会い 2
セロフィート
「 知った事ですか 」
マオ
「 セロ!
{ 話中だろ。
黙って聞こうよ }」
セロフィート
「 はいはい… 」
オージン
「 ──勿論、今迄にも色んな冒険者パーティにも声を掛けました。
だけど……裏から手を回されたみたいで……どのパーティからも相手にさえしてもらえなくて……。
オレと仲の良かった冒険者達からも何故か避けられていて……。
何時の間にか頼れる相手が居なくなってしまって…… 」
マオ
「 ………………どんな濡れ衣を着せられたんだ? 」
セロフィート
「 マオ、深入りしてはいけません。
行きましょう 」
マオ
「 ──セロ!
少し薄情過ぎやしないか?
話を聞くぐらい良いじゃんか 」
セロフィート
「 話なら先程聞きました 」
マオ
「 セロ、濡れ衣を着せられるなんて可哀想じゃないか 」
セロフィート
「 知った事ですか。
彼と彼の居たパーティの問題でしょう 」
マオ
「 セロ!
オレはオーリンさんの話を聞きたいよ!
少しぐらい付き合ってくれても良いだろ! 」
セロフィート
「 マオ…。
此から依頼場所へ行きますし 」
マオ
「 じゃあ、同行してもらえば良いだろ? 」
セロフィート
「 …………マオのお馬鹿さん。
{ 彼を同行させると転移魔法は使えません。
分かって言ってます? }」
マオ
「 あ゛っ……そうか。
依頼場所って何処も遠いんだもんな 」
セロフィート
「 彼に割く無駄な時間はないです 」
マオ
「 …………そう、だよな…。
オーリンさん、御免な。
折角だけど、セロとオレは今から依頼場所に行かないといけないんだ。
話は戻って来たら聞くよ 」
オレは立ち尽くしているオーリンさんへ「 バイバイ 」と右手を振ってから、セロと一緒に宿屋のある《 宿




