♥ 冒険者ギルド 1 / 依頼報告
──*──*──*── 冒険者ギルド
オレの視界に入って来たのは、まごうなく冒険者ギルドの中だ。
受け付けカウンターに居る受付嬢のお姉さんが、オレに気付いて笑顔で手を振ってくれた。
釣られてオレも笑顔で手を振る。
ドアを閉めたセロは、オレの頭の上に左手を置くと髪をクシャクシャにした。
マオ
「 ──セロ! 」
セロはクスクスと声を出さずに笑うと、手を振ってくれてる受付嬢のお姉さんの方へ歩いて行く。
勿論、セロの左横を陣取って、オレも一緒に歩く。
受付嬢
「 御早う御座います。
セロフィート様,マオ君。
本日は何の様な御利用ですか? 」
セロフィート
「 昨日受けた依頼の報告に来ました 」
受付嬢
「 お早いですね!
セロフィート様がお受けになられた依頼は何れも難易度,危険度の高い依頼ばかりだった筈ですけど… 」
セロフィート
「 一寸したイレギュラーなアクシデントに見舞われまして。
詳細は此方の報告書に書かせていただきました。
証拠品もあります。
ギルド長に取り次いでいたただけると助かります 」
受付嬢
「 承りました。
──では、ギルド長室へ御案内させていただきます。
此方へどうぞ 」
受付嬢のお姉さんの案内で、セロとオレは奥の部屋へ入る為のドアの前に立った。
ドアの奥でカチャリ──と音がする。
受け付けカウンターに居た受付嬢のお姉さんが裏に回って、ドアの鍵を開けてくれたみたいだ。
ドアが開くと受け付けカウンターで応対してくれた受付嬢のお姉さんと違う別の受付嬢のお姉さんが笑顔で招き入れてくれた。




