マオ
「 同じだろ〜〜 」
セロフィート
「 違います。
やはり貴族や富裕層の子供を狙うと “ ガッポリ ” し易いでしょうね 」
マオ
「 言ってんじゃないかよ!
…………はぁ…。
まぁ、仮に売れなくても〈 テフの源みなもと 〉に変へん換かんすれば良いいんだもんな。
其それに別べつの大たい陸りくでなら売うれるかも知しれないしな… 」
セロフィート
「 挑ちょうチャレ戦せんンジする事ことを拒こばんでは、進しん歩ぽも成せい長ちょうも出で来きません。
1歩ぽ踏ふみ出だし、新あたらしい事ことを始はじめましょう 」
マオ
「 セロの踏ふみ出だしは1歩ぽじゃないけどな! 」
セロフィート
「 マオ、どの怪かい物ぶつモンスターが良よいです?
選えらんでください 」
マオ
「 …………オレが選えらんだ怪かい物ぶつモンスターが勇ゆう者しゃ一いっ行こうを全ぜん滅めつさせる事ことになるかも知しれないのかよ…。
間かん接せつ的てきに勇ゆう者しゃ一いっ行こうの全ぜん滅めつに関かかわる事ことになるんだよな?
オレ、完かん全ぜんに加か害がい者しゃじゃないかよぉ!! 」
セロフィート
「 安あん心しんてください。
〈 テ原げん質しつフの源みなもと 〉へ変へん換かんすれば、一いっ切さい証しょう拠こは残のこりません。
マオが関かん与よした事ことを知しるのは、マオ自じ身しんと〈 久遠宇宙を運営実成する主宰者 〉とワタシだけです♪ 」
マオ
「 オレ、完かん全ぜんにアウトじゃんかよ!! 」
セロフィート
「 大おお袈げ裟さですね。
マオは既すでに爪つま先さきから頭あたまの先さき迄までどっぷりとワタシの “ いけない共きょう犯はん者しゃ ” になってます。
今いま更さらです 」
マオ
「 嬉うれしそうに言いうなよっ!! 」
セロフィート
「 ワタシは地ち球きゅうテッラに危き害がいを加くわえそうな “ いけない害がい虫ちゅう ” を選せん別べつして駆く除じょする掃そう除じ屋やの様ようなものです。
マオはワタシの手て伝つだいをしているだけ。
天てん罰ばつの類たぐいは落おちません 」
マオ
「 選せん別べつなんかしてないだろ!! 」
セロフィート
「 偶たまにはしてます 」
マオ
「 偶たまに?!
其それって駄だ目めじゃんか!! 」
セロフィート
「 大だい丈じょう夫ぶです♪
さぁマオ、怪かい物ぶつモンスターを選えらんでください 」
マオ
「 何なんでオレを巻まき込こもうとするんだよ… 」
セロフィート
「 君きみはワタシだけのマオでしょう。
ワタシが君きみマオに命めい令れいしないのは、君きみマオの意い意い思し志しを尊そん重ちょうしてるからです。
命めい令れいしても良よいならしますけど?
意い識しきに反はんして望のぞまない事ことをするのは心しん身しん共ともに辛つらいですし、かなり堪こたえますよ。
其それでも良よいです? 」
マオ
「 …………分わかったよ…。
選えらべば良いいんだろ!! 」
…………そう言いわれてみれば、セロに命めい令れいらしい命めい令れいをされた事ことって無なかった気きがする。
オレの事こと、大だい事じにしてくれてるんだな…(////)
マオ
「 ──なぁ、セロ。
普ふ通つうはさ、オレみたいな契けい約やく者しゃに対たいして、どんな風ふうに接せっしたり、扱あつかったりしてるんだ? 」
セロフィート
「 人にんセロ形ぎょうフィートは作つくり変かえられる度たびに性せい格かくや個こ性せいが変へん化かします。
先せん代だいセロフィート達たちに依よって接せっし方かたも扱あつかい方かたも変かわります。
使し用よう人にんの様ように扱あつかう先せん代だいセロフィートも居いれば、奴ど隷れいの様ように扱あつかう先せん代だいセロフィートも居いましたし、家か畜ちくの様ように扱あつかう先せん代だいセロフィートも居いました。
道どう具ぐとして扱あつかう先せん代だいセロフィートも居いましたね。
友ゆう人じんの様ように接せっしていた先せん代だいセロフィートも居いましたけど、結けっ局きょくは捨すて駒ごまですし、壊こわれて使つかえなくなればポイしてました。
鞭むちで叩たたいたり、ナイフの的まとにしたり、拷ごう問もん器き具ぐを試ためす為ために使つかったり──。
マオ、どうしました? 」
マオ
「 …………いや、一寸ちょっと……なんて言いうか……酷ひどかったんだな……って思おもって… 」
セロフィート
「 先せん代だいセロフィート達たちには普ふ通つうの事ことです。
遥はるか昔むかしから人じん類るいは人にんセロ形ぎょうフィートが暇ひまを潰つぶす為ために使つかう替かえの利きく便べん利りな消しょう玩おも耗もう品ひん具ちゃですし 」
マオ
「 …………セロと同おなじ顔かおと同おなじ声こえで、平へい気きで酷ひどい事ことをしてたんだな…。
心こころは痛いたまないんだ… 」
セロフィート
「 抑そもそも、人にんセロ形ぎょうフィートは痛いたむ様ような心こころを持もち合あわせてません。
人にんセロ形ぎょうフィートは常つねに非ひ情じょうでなければいけませんし 」
マオ
「 セロはどうなんだ?
セロは非ひ情じょうなのか? 」
セロフィート
「 マオ以い外がいには非ひ情じょうですよ 」