♥ エベトモダスト遺跡 2 / 遺跡デート 2
セロが古代魔法を発動させたのを確認してから、セロと一緒に遺跡の中へ入ると、地下へ続く階段を下りた。
──*──*──*── 地下3階
階段を降りて、地下3階へ到着すると、探索魔法と連動して地図の上に道が浮かび上がって埋め尽くされていく。
超〜〜〜楽チン過ぎる。
こんなに簡単で良いのかな??
罠や仕掛けがあっても秒でセロが解除してくれるし、オレが倒す事になってる怪物は地図上には居ない。
オレの出番は当分無さそうだし、セロから手渡された木の棒も使う機会は無さそうだ。
オレはセロと手を繋いで地下4階へ続く階段へ向かって歩き続ける。
階段を目指して歩けば良いだけだから、楽チン過ぎて欠伸が出そうだ。
地下が何階迄続くのか分からないけど、ひたすら歩き続けるのも辛いかも知れないな…。
セロが居てくれるから耐えられるけどさ。
マオ
「 ──セロ、此なら今日中に最深部に着けちゃんうじゃないか? 」
セロフィート
「 そんなに早くワタシとの遺跡デートを終わらせたいです? 」
マオ
「 はぁ?!
そんな訳ないだろ!
セロとのデートは続けたいよ!
こうして手を繋いで歩いてるだけで、オレは幸せだしさ(////)」
セロフィート
「 マオ…(////)」
マオ
「 セロと2人だけの時間を大事にしたいんだ(////)」
セロフィート
「 嬉しいです(////)」
セロの笑顔を独り占め出来てるのが嬉しい!!
ふへへ(////)
セロフィート
「 ──マオ、どうやら昨日の2人組が遺跡に到着したみたいです 」
マオ
「 えっ??
昨日のおばさん達が?
本当に来たんだ? 」
セロフィート
「 大勢の仲間と来たみたいです 」
マオ
「 仲間ぁ??
2人で来たんじゃないの? 」
セロフィート
「 ≪ 街 ≫から此処迄の道程は楽ではないですし、女性2人で来るのは流石に難しいです 」
マオ
「 そうなんだ?
じゃあ、態々冒険者を雇って来たのかな? 」
セロフィート
「 そうでもなさそうです。
昔から馴染みのある仲間みたいです。
──マオ、どうやら彼等は他国から入国した “ 勇者御一行 ” みたいです 」
マオ
「 えっ…。
マジなの??
でもさ、冒険者ギルドを利用してるんだろ?
他国の勇者が他国の冒険者ギルドに登録して良いのか? 」
セロフィート
「 国は違えど≪ ジェジロエンダ大陸 ≫の陸民ですし、問題はないです。
他国の冒険者が他国の勇者ギルドへ登録する事も出来ますし。
勇者ギルドで勇者登録をしてみるのも面白いかも知れません 」
マオ
「 マジか〜〜。
勇者登録だけはガチで遠慮したいなぁ… 」
セロフィート
「 解除した罠と仕掛けは元に戻しました。
早々に追い付かれる事はないでしょう。
怪物だけが使える転移魔法陣を幾つか用意しました。
最深部に生息している怪物が地下1階へ行ける様にもしましたし、彼等にデートを邪魔される事もないでしょう 」
マオ
「 …………悲惨だな…。
役に立たない約60年前の地図を見ながら、強過ぎる怪物が闊歩する地下1階を歩き回るんだろ?
然も、罠や仕掛けを解除しながら進まないといけないなんてさ…。
途中で死んだりしないかな? 」
セロフィート
「 気にしなくて良いです。
此処で死ぬなら、其が彼等の寿命だった──という事です 」
マオ
「 其の寿命を縮める原因を作ったのはセロだけどな! 」
セロフィート
「 マオはワタシとのデートを邪魔されたいです? 」
マオ
「 されたくないに決まってるだろ! 」
セロフィート
「 なら良いのではないです?
此は正当防衛です 」
マオ
「 …………違うと思うけど… 」
セロフィート
「 言った者勝ちです。
ふふふ♪ 」




