♥ ギルド街 / 冒険者ギルド
「 一日目 」の始まりです。
──*──*──*── ジェジロエンダ大陸
──*──*──*── コンシェンジェ国
──*──*──*── カモッポゥロの街
──*──*──*── ギルド街
──*──*──*── 冒険者ギルド
冒険者ギルドの中で、何やら揉めているパーティーが居た。
冒険者ギルドの中へ入ったばかりのマオとセロフィートには、6名のパーティーが何の原因で揉めているのか分からなかったが、其の揉め様は凄まじいものだった。
セロフィートは人間のイザコザには興味はなく、揉めているパーティーをスルーすると受け付けカウンターに居る受付嬢へ声を掛けた。
セロフィートが全く気にせず無関心である為、マオも盛大に揉めているパーティーを極力視界へ入れない様にしていた。
依頼帳を借りたセロフィートと一緒に空いている席に付き、請け負う依頼を吟味する。
≪ ジェジロエンダ大陸 ≫は、4ヵ国に分かれている。
≪ コンシェンジェ国 ≫の中には、≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫≪ 町都 ≫≪ 市都 ≫≪ 県都 ≫≪ 王都 ≫があり、≪ 町 ≫ 〜 ≪ 王都 ≫の中には冒険者ギルドがある。
冒険者ギルドで冒険者登録をして、パーティー名を決めると、冒険者登録をした証として、バッチを貰える。
登録した冒険者ギルドによって、バッチのデザインが違う。
マオとセロフィートは≪ 県都 ≫の冒険者ギルドで冒険者登録をした為、≪ 街 ≫で貰えるバッチのデザインと異なっていた。
請け負う依頼を決めたセロフィートとマオが受け付けカウンターで、請け負う依頼の登録を済ませた頃には、騒がしかった冒険者ギルドの中も静かになっていた。
揉めていたパーティーも居なくなっている様だ。
マオ
「 セロ、依頼を受けたのは良いけどさ、泊まる所を探さないとだよな 」
セロフィート
「 テントが有ります。
依頼主の居る≪ 村落 ≫へ行く為にも今夜は野宿しましょう 」
マオ
「 嫌だよ!
オレは宿屋に泊まりたいの!
折角≪ 街 ≫に入ったのに≪ 街 ≫の外に出てキャンプなんてしたくないよ!
散々キャンプ生活して来たんだし! 」
セロフィート
「 止めた方が良いです 」
マオ
「 何でだよ?
セロが居てくれるから安全だろ? 」
セロフィート
「 そうですけど… 」
マオ
「 だったらさ、今夜は──いや、今夜だけでも良いから!
宿屋に泊まらせてよ! 」
セロフィート
「 ………………。
はいはい。
では《 宿屋街 》へ行くとしましょう 」
マオ
「 セロぉ!(////)
有り難な! 」
セロフィート
「 ワタシの愛しいマオ…。
君が望むなら── 」
マオ
「 じゃあ、早く行こう!! 」
オレはセロの左手を掴むと足早に冒険者ギルドを出た。
◎ 種類を増やして単価も変更しました。
計算が苦手なので、ややこしいです。
M ( メナ ) ─→ アルミム
Md( メド ) ─→ 銅貨
Mg( メグ ) ─→ 銀貨
Mk( メキ ) ─→ 金貨
Mh( メハ ) ─→ 白金貨
1M ( メナ ) ─→ アルミム硬貨 1枚 = 1円
1Md( メド ) ─→ 銅貨 1枚 = 100円
1Mg( メグ ) ─→ 銀貨 1枚 = 1.000円
1Mk( メキ ) ─→ 金貨 1枚 = 10.000円
1Mh( メハ ) ─→ 白金貨 1枚 = 100.000円