一章 異世界転生しちゃいますか?
この物語はフィクションです
「それとも……異世界転生しちゃいますか?」
――――――
40分前
眠い。チョー眠い。
枕元にある時計に目を向ける。AM7:30 やべえ…確実に遅刻だ…もう遅刻でいいや……いいわけないか~
眠い目を擦りながら学校指定の制服に着替える。ブレザー(?)的なあれだ。(この作者ボキャブラリーが終わってるな…)
さて、朝食なんかは食べる時間が無いのでもう家を出よう。
超絶今更だが俺の名前は等々力春斗高校2年生だ。
家から駅までは歩いて10分だ。む。ビルの塗装工事か何かをやっているようだ。
大変ですね~。
「兄ちゃん!危ない!」
通行人が叫んだ。
「え?」
これは誰が叫んだものだろう?もしかしたらここにいる全員が発した声だったのかもしれない。
ガッシャアアアン!!
――――――
「ん?」
目が覚めると俺は綺麗な神殿のようなところにいた。
どこだ、ここ?
「気が付きましたか?」顔を上げるとそこには「可憐」とか「清楚」という言葉がとても似合う美少女がいた。
「地球での生活、お疲れさまでした、等々力春斗さん。」
「えっ?」
「あなたは地球で亡くなりました。」
おいおい、マジかよ。
「えっちょっ…しっ死因は?」
「建設現場の鉄骨が頭に直撃。そのままご臨終です。」
「マジすか。」
「マジです。」
「ところで、あなたは?」
「申し遅れました。私この世界の管理者を務めさせていただいております。アリシアと申します。」
ほー。この世界の管理者ねえ……ラノベとかでよくある女神様的な人か。
となるともしや……
「さて、春斗さんの今後ですが、このまま消滅するか、天国、地獄どちらに行くかの裁判をうけるか…」
ここまで言うとアリシアはいたずらっぽく笑い、こういった。
「それとも……異世界転生しちゃいますか?」
お読みいただきありがとうございました。
作者です。
2章は投稿するかわからないです。
目標は視聴(視聴?)回数5回です!
いや~多すぎですね~
まあ、目標は高い方がいいですし。