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ワタシノシアワセ  作者: 瓈零
1/2

ワタシ×カレシ

私が生きてきた人生の中で愛された記憶はほとんど無い


原因は、二つ上の姉


なんでも完璧な姉は、みんなの人気者


文武両道、才色兼備、眉目秀麗


テストは、毎回一位


大会に出れば、優勝


綺麗な顔立ちに高身長で、モデルのような体型


おまけに生徒会長で


優しくてみんなの憧れ


・・・らしい


詳しくは、知らないけど・・・周りが話してるから聞きたくなくても耳にする


本当に勘弁して欲しい


姉の良いところなんて聞きたくない


ってか、話がそれた


そんな完璧な姉を持つ私は、落ちこぼれ


別に頭が悪いわけでも


運動が出来ないわけでもない


姉より劣っていた


たった、それだけのこと


親は、完璧にこなす姉をかわいがり


私の事は、放置


比べること自体がおかしい


そんなこと小学生でも知ってると思うんだけど間違ってる?


小さい頃は、違った気がする


いつの間にかこうなってた


最初は、しんどかったけどもう馴れた


それより過激だったことがあるから


それは、姉の私に対しての態度


心底、私が嫌いらしい


すべて、奪われた


親からの愛情


先生からの信頼


友達との友情


恋人からの愛情


奪われるくらいなら最初から作れなければよかった


今は、そう思う


だって、最初から持ってなければ傷つかない


一人だったら失わなかった


こんなに苦しい思いしなかった


だから、もう作らないと決めた


友達も


恋人も


だって、奪われるから


また、傷つくの嫌だから


そんな時に出会ったのが彼


私と同じで奪われてしまった人


本当の意味で愛されたことがない人


奪われない愛情を求めている人


やっと、見つけた


私だけを見てくれる人を


彼と過ごした毎日は、本当に楽しかった


他の人からしたら重い愛情


でも、私にとってそれ位が心地いい


あぁ、やっと手に入れた


これで、辛い思いしなくてすむ


幸せになれと思ってたのに・・・


そんな夢みたいな幸せは、長く続かない


そう、思い知らされた


姉から聞かされた言葉によって


『大切なもの出来たんだ


懲りない子だね


今度も奪ってあげるね』


また、失う


そんなの耐えられない


だから、姉から奪われる前に


彼から別れを告げられる前に


命をたった


これで、辛い思いをしなくていい


最後に幸せな記憶で終われる


彼の事なんて考えなかった


自分の事で精一杯


そんな彼は、自殺をした


なんで分かるかって


それは・・・


彼は、私の隣に居るから


死んだ世界に居る私の隣に居るから


それは、死んだってこと


すごく


嬉しかった


だって、私の居ない世界に絶望して


会いに来てくれた


それは、究極の愛


怖いって


異常だって


それは、あんたの常識でしょ


私にとって


この愛情こそが常識


これが、私の求めてた



クルッテル?


ユガンデル?


コワレテル?


好きに言って


なにを言われても


私は、なんとも思わない


あなたもそんな愛


感じてみたら


なにを犠牲にしても手に入れたい


愛を見つけてみたら


そうしたら、少しだけ私の気持ちが分かる


見つけても分からないかもしれないけど


まぁ、どう思われようが私に関係ない


だって


コレガ、ワタシノシアワセナンダカラ



おわり

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