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時代背景解説

時代背景が分かり辛かったので、解説を入れておきます。


これを読まなければ分かりづらいかとw

日本


2028年に日本は、科学を推し進め始めた。国民から大量に金を巻き上げて、日本は異常なまでに科学が発展した。その過程で生み出されたものが『ナノマシン』。2042年に、健康増進・老化防止・運動能力向上を目的とし、ナノマシンが開発され、日本国民ほぼ全員が注射によってナノマシンを注入された。

だが、そのナノマシンの効力は健康増進なんて代物にとどまらず、人に超能力なるものを開花させた。


国の見解によると、ナノマシンは注入されると同時に、注入された人間の体質・形質に合わせて変形し、その人間に見合った演算能力を得て、脳からの信号を拾い超能力を顕現させるものらしい。(遺伝子などにあわせて変化するため、血のつながっている人間は似た能力が顕現する確立が高いとの事。)


税金を巻き上げられ、国に不満を持つ国民は超能力という『武器』を得た。武器を得た国民は『革命軍』なるものを組織し、国に怒りという怒りをぶつけた。これに国は高い報酬を払うという条件で、『正規軍』を組織して対抗する。高い報酬に目が眩んだ強力な超能力をもつ人々や、日本の科学の粋を集めた平気で革命軍を鎮圧しようとするが、その態度に怒りが爆発した革命軍は全力で正規軍を押し返す。

丁度この時に榊原は不本意に『暗部』に引き込まれることになる。




ナノマシン


微生物レベルのサイズの機械。健康増進などの副産物として人に超能力を芽生えさせた。演算能力が高いほど、精巧で威力の高い超能力を使える。ナノマシンは、体の老廃物や、壊れたナノマシンを利用して同じナノマシンを自らで作り出すため、一度体に取り込んでしまえば能力が消えることは無い。動力源は、人の血液を利用した水力発電である。

ちなみに超能力はLank.0~Lank.10までの11段階まで細かく決められている。

また、ランクが高ければ高いほどナノマシンの性能(演算能力)も上がる。そのため、ランクが高いほど自然治癒能力や、運動能力が高くなる。また、超能力の強さもランクに大きく左右される。

ちなみに、ナノマシンは子供に遺伝する。対処法は見つかっていない






榊原恭也


性別:男


身長:186cm


色々面倒臭がる性格。顔は整っていて、Lank.4の身体能力上昇フィジカルレイズという能力者。文字通り身体能力が増強される能力。強くはないが、かなり珍しい能力。この能力にナノマシンの運動能力を向上させる性能がプラスされて、純粋な運動能力で恭也に勝てる人間はいない。(強力なように聞こえるが、体の性質そのものが変化するわけではないので然程でもない。)

超能力と、整っている顔立ちのおかげで女子からは人気だが、二年前の事件(これについてはまたの機会に)のせいで、友人もかなり少なく、近づく人はほとんどいない。

家では両親はいなく、唯一の肉親である妹と同棲している。





佐々布 沙紀『さそう さき』


性別:女


身長:162cm


黒髪を肩まで伸ばし、前髪をヘアピンでとめた、高校生にしては珍しい薄化粧の女子。可愛い系の女子で、男子からは人気があるが、榊原と行動を共にしているため、沙紀も友人はほとんどいない。二年前の事件を境に、恭也にとっての数少ない親友で、恩人となる。

ナノマシンの注入は、超能力の開花を防ぐために行われなかったが、両親からナノマシン遺伝してしまい、超能力が発現。

彼女の能力は、植物意識コンスショージョンという珍しい能力で、日本国内では沙紀のみが使えるという能力。能力はそのまま、植物に意識・意思を与えるというもの。何ともファンタジーな能力だが、特に攻撃に使えたりはしない。Lank.8と、ランクは意外に高い。

一応時代背景と、人物の紹介をしました。

二年前の事件については後々(のちのち)綴ろうかと思います。

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