表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
次元の鼓動  作者: ごまざわ
20/22

仲間

19章 仲間

2019年7月7日日曜日

0PM

「あ、マサキさん、おかえりなさい。薬草は集まりましたか?」

「十分集まりましたよ。そういえばあんた名前は?」

「私はコビィ村冒険者ギルド受付嬢、ヒナと申します」

「ヒナさんか。かわいい名前ですね」

「ありがとうございます。それでは報酬をお支払いしますので身分証を見せてください」

「はい」

身分証を見た途端、ヒナの目が曇る。

「マサキさん、ゴブリン10体を一人で倒したんですか?」

「はい、結構苦戦しました」

「普通はゴブリンの群れに挑むには最低でもCランクの冒険者がパーティーを組んでやっと倒せるくらいなんですよ?Dランクの初心者が一人で倒すのは無謀すぎます」

それなら魔物がいるような場所に採集に行かせるなよと思うのだが。

「気をつけます」

「本当に気をつけてくださいね?マサキさんに何かあったら私、泣いちゃいます」

「それってどういう」

「まあそんなことは置いといて、パーティーを組んでください。あちらに座っている方たちがいいと思います」

テーブルに男二人と緑色の髪の少女一人が座っている。雅樹は近づいて話しかける。

「すみません」

「おっ、見ない顔だな。新入りか?」

「はい。伊藤雅樹です」

「タメでいいぜ。俺は岡村育也。隣のこいつが橘直樹。そんでこいつがジャスミン・シュヴァインベッカーだ。全員Cランク冒険者だ」

「よろしくな」

「よろしく」

ジャスミンはフンと鼻を鳴らしそっぽを向く。

「ジャスミンは素直じゃないとこがあるけど根はいい子なんだ。わかってやってくれ。それにしてもあんたすごいな。Dランク初心者が一人でゴブリン10匹を倒すなんて。どんな技使ったんだ?」

「悪いが今は教えられない」

「そうか。まあ一緒に戦っていけばわかるか。ここには秘密を抱えた奴らが集まってるしな」

ここでスキル『鑑定』を使う。


岡村育也

男31歳

ドラゴンクラス火属性

次元30イニシャルG

HP3060MP174


スキル

こらえる


装備

ドラゴンフィスト


魔法

ファイア


橘直樹

男29歳

ヴァンパイアクラス水属性

次元30イニシャルG

HP2930MP95


スキル

ドレイン

瞬間移動

人間特攻


装備

ブラッドナイフ


魔法

ウォータ


ジャスミン・シュヴァインベッカー

女15歳

エルフクラス風属性

次元25イニシャルF

HP2610MP266


スキル

疾走

風神の加護


装備

ゲイルアロー


魔法

エアロ


「じゃあクエストを受注しに行こうか」

カウンターに行く。

「イクヤさん、ナオキさん、ジャスミンさん、そしてマサキさん。今回のクエストはダンジョンの探索です。場所はルビー領グラーンデルク遺跡。そこのどこかにある黄金の首飾りを見つけるのがミッションです。」

「あそこか。あんまり行きたくないなぁ」

「報酬にもよるわね」

「金!」

橘直樹はカタコトだ。

「あ、そういえばマサキさん、薬草採集の報酬がまだでしたね。どうぞ、銀貨です」

渡されたのは銀色の硬貨一枚。高いのか安いのかわからない。

「銀貨ってどれくらいの価値があるんですか?」

「ここは宿泊もできる場所で、1泊銅貨1枚です。銀貨は銅貨10枚分の価値なので十泊できますね。さらに銅貨は青銅貨10枚分の価値でここで注文できるステーキが青銅貨3枚です。金貨は銀貨10枚分の価値です」

「わかりました」

「話を戻します。グラーンデルク遺跡へは徒歩で行ってもらいます。ここから西へ歩いて2時間くらいで着くと思われます」

「まあCランク冒険者だから仕方ないわね」

「よし、行こうか!」

こうして、俺達の旅が始まった。


雅樹たちが出発した後、ヒナの隣の受付嬢が話しかけてきた。

「ヒナ、あんたあの子に惚れてるでしょ」

「え!そそそそんなことないよ、マナ」

「図星じゃん。あの子目はサングラスで見えないけど、鼻が高くて塩顔イケメンって感じ?ヒナの好きそうなタイプだねー」

「だから違うって。あの人初心者の冒険者なのになんかオーラがあるんだよね。どこ出身なんだろ」

「あの子に聞いてみれば?」

「そうだね、コビィ村じゃなさそうだし、なんでこの村に来たのかも知りたいな」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ