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転生した剣聖は現代社会を生きる  作者: ネロ偽者
外国の来賓
25/47

25 研究所

この物語はフィクションです。

誤字脱字があるかもしれませんがご了承下さい。


「こ、ここが研究所」


研究所は蔦が古い建物に絡まり、じめじめしていてまるで魔女の館のような場所だ。



「ラグー?怖いの?」

「ち、違う。お化けが出そうとか思ってないから!」


「あーラグーはお化けとかゾンビとか出るゲーム触んないもんね~」



「同士、それらは怖がる必要はないものではない…です」


「僕は同士でもなんでもない!」


「や、闇魔法を極められている闇魔導士は我にとっては同士です…」


そう言って、前髪は手をわさわさしながらラグーに近づいていく。



「ちょっ、こっちこないで!」


「あはは。ちょーおもしろ~」

「ミヤ!スマホいじってないで助けろよ!」


楽しそうに鬼ごっこが始まっているところ悪いが、ラグーを俺の背に隠して止める。




「ライアン…」


俺を感動したような目で見るラグーには悪いが俺にも前髪に用事があるのでお遊びは後にしてもらう。



「ら、ライアン氏なんの真似で?同士を隠すなんて」


俺の呼び方が変わっているのはなんでだろうと見ながら、陰キャを見ると陰キャは睨み返してくる。



「陰キャ、ラグーが嫌がっているからそれまでにしてくれないか」


「ひっ、天敵。分かったので、そ、それ以上近づかないで下さい」


天敵?紫苑が近づくと怯えあがって素直に言うことを聞く。



「なんで天敵?」


「それはね。紫苑が光魔法の使い手で女子にモテてるからそう言ってるだけ。陰キャも第一人称直したり、前髪上げるとイケてると思うんだけど」



「み、ミヤさん前髪にふれないで…」


陰キャはミヤに触れられて頬を赤くする。


「あっ。ごめんちょっと気になったから」


ミヤの手が離れていくと陰キャは残念そうな雰囲気を出す。

これはもしや?


「ごほん。陰キャ、外は少し寒いし早く中に入らないか?」


「あっ。こ、こっちです」



建物の中は外の外観と違って新設されたようにきれいだったため、それにはラグーも安堵していた。


俺たちは一階の客間のようなところに案内される。



「の、飲み物は紅茶でいいですか?」

「いい~よ。陰キャの入れる紅茶おいしからねー」



そう言って用意されたのはりんご香る紅茶とアップルパイだった。俺たちは用意された紅茶とアップルパイを食べるがその味は絶品だった。



「なにこれ!?うまっ」


「ど、同士の口に合って何よりです。我も作ったかいがあるというもの…です」


「えっ!?これ陰キャさんが作ってんですか」


これには俺も銀翼メンバーも驚きだ。唯一、驚いていないのはギャルで、その様子では知っていたんだろう。



「だ、大地さんの口にもあってよかったです。…み、ミヤさん!今回のアップルパイのお味はどうでしか?」


先ほどからちらちらとミヤを見ていた陰キャが意を決したように言う。



「ん?あーしが食べてきた中で一番だと思うよ?」


誰がとは言わないが小さくガッツポーズを取っている。



「魔法」

俺は早速とばかりに本題を話題にあげる。



「あぁ。ら、ライアン氏は闇魔法の深淵を知りたいのであったので?」


「…」


ハンター協会での会話からでも、うかがえたがこれほどまでに闇魔法にこだわっているのはなんでだろうと思いながらも、助けを求めるようにギャルを見る。



「ん?それもあるけどライアンは魔法全般の基礎を教えてほしいらしよ?教えてあげられない?」


「み、ミヤさんがそう言うなら我も全力で教えます」



「ライアン。陰キャは少し変わった奴だが森の賢者と並んで、魔法適正最多保持者だから、いろんな種類の魔法を教えられる。それに魔法の制御の精密さは目を瞠るものだ」



俺もそれには同意だ。ハンター協会で見せた転移魔法は膨大な魔力と技術の二つが必要だ。俺は膨大な魔力を持ってるが魔法を扱う技術を持っていないため発動すらできない。



発動できてもその空間をゆがませてしまうか、転移指定したものが中途半端に転移してしまって、原型をとどめないだろう。





「もう一回、ら、ライアン氏の魔法を見たいので実験所に案内します…」


前髪が立ち上がり、俺たちを地下につながる階段をに案内をする。そこでたどり着いた先は真っ白い広い空間だった。



「実験所というわけだからなんかごてごてしてる機械とかあると思ったのにないんだな」


「でも、ゴーレムとか球体関節人形があるよ。すごい!」


「だ、大地さん。お、お目が高いです。このゴーレムは魔鉄で作られた戦闘ゴーレムなんです」


金がかかってそうだなと思いながら俺はゴーレムを見る。



「陰キャ、話しているところ悪いがライアンの魔法見てくれ」

「わ、分かりました。ら、ライアン氏、まず水魔法で水球を作ってほしいです」



俺は言われた通り、水魔法で水球を作る。俺の魔法発動をじっくり陰キャは見て「一回魔法を消してください。それからもう一度、水球を生み出してください」と、言う。



そう言われたので、何回かそれを繰り返すと陰キャが「つ、次は水球を一個づつ増やしていってください」と魔力を使わせていく。



俺は最大、4つの水球を生み出すことに成功したが、形も水の量もバラバラで安定してない水球ができる。で、5つ目の水球を生み出そうとすると水球が形を崩し、床を水浸しにする。



「はぁはぁ」



「最後によ、4つの水球をバラバラに動かしてください」



俺は、ゆっくりと動かすがダメだしされる。もっと早くとかなめらかにとか、だんだん注文が多くなっていく陰キャに怒りを覚えながらこなしていく。

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