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スコール

気がつけば 誰もいなかった

無人駅 ひとり佇む

ポケットの中でグチャグチャになった紙切れ

思わず、ため息


さよならの涙の跡 追いかければ取り戻せる?

あの日一緒にみた 赤い夕焼けに背を向けながら

もう一度叫ぶよ 君の名前を


振り返れば 誰もいなかった

隠れんぼの通り雨

びしょ濡れぺしゃんこに潰れた髪の毛

思わずはにかんだ


「さよなら」さえ聞こえない 心の中 空っぽのまま

あの日の残像は いつか白く青空に写されて

もう一度叫ぶよ 君の名前を


君が逝く どこか遠いところへ

さよならと言おう もう一度巡り出会うため

神様お願い きっと今度こそは誓うよ

誰のためでもない、君のために

僕らは出会う そして走り抜ける

そしていつまでも笑いあおう

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