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第十七話 地下食料品売り場

 百貨店内の掃除は残すところ地下だけとなった。

 地下へ繋がるのは中央エスカレーターと、一階からの階段が一つ。

 その階段は既に防火シャッターでふさがれていた。

 中央エスカレーターの防火シャッターは閉まっておらず、そこからなんとも言えない嫌な臭いを感じた。


「地下は、また今度にしよう。なんだか危険な予感がする」

「えー、美味しいご飯がありそうなのに?」

「食料はどこからでも調達してきてやるから、とりあえず地下はやめだ。行くなら俺一人で行く」


 もし、この嫌な臭いを発するナニカが中にいたら、二人のことを守りきる自信はない。

 俺が一人で行くと言うと鈴鹿は不満気だが珠子はホッとしたような表情をしていた。


「ここはシャッターを閉めて放置だ。上に戻って掃除するぞ」

「あーあ、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたかったなあ」

「仕方ありませんよ。それよりも恭平さんにここを安全な場所にしてもらったんだから感謝しなくちゃダメですよ」

「わかってるってば。ちょっと期待しちゃってたから、余計に食べたくなっちゃっただけ」


 鈴鹿の不満を放置するのは良くないだろう。

 なるべく近いうちに地下の探索をしなければ。

 メスが不満を抱いてハーレムから抜け出すなど、決して許されることじゃない。

 不満や不安は全て取り除かなければいけないのだ。


「鈴鹿、すぐに見つけてきてやるから、少し我慢してくれ。何が食べたいとか希望はあるのか?」

「え、いや、無理しなくてもいいんだけど。言ってみただけだから」

「俺は無理をしなくてもできるんだよ。ほら、何が欲しいか言ってみろ」

「まあそっか。ゾンビに襲われなきゃゆっくり探せるもんね。じゃあチーズケーキ食べたい」


 チーズケーキはさすがに無理だろう。

 何か代わりとなるものを見つけなければ、不満は解消されない。

 牧場に行ってチーズを探して作るか?

 無理だ。どこに牧場があるかわからないし、そもそもチーズケーキもチーズも作り方を知らない。

 どうすれば良いんだ……?


「って嘘だってば。そんな真剣に考えこまないでよ。恭平が何か美味しそうって思ったものだったらなんでも良いけど、できれば甘いものが良いかな」

「わかった、探してこよう。とりあえず今は掃除だな。八階を生活スペースにするということで良いな?」

「うん、良いと思う。私は賛成」

「私も賛成です。九階のレストランのキッチンでご飯が作れますし、六階のお風呂も近いですし」

「あー、お風呂入りたい。ねえ恭平、先にお風呂入っても良い?」


 どうせ掃除をする際に汚れると思うが、どうしても入りたいと言うのなら入っても良いだろう。

 八階の掃除の主となるのは死体や血、汚物などだ。

 ここで不快な思いをさせる必要もない。


「ああ。入ってこい。そうだ、珠子も一緒に入ると良い」

「え、私も良いんですか?」

「俺たちはここの風呂がどうなっているのかわからないからな。鈴鹿に教えてやってくれ」

「やった。たまちゃん一緒に入ろうか。私四日ぶりだわー」

「私は七日ぶりです……。に、臭いませんか……?」

「え? うん、まあゾンビのヤバい臭いで麻痺してるから大丈夫だよ」


 ゾンビは死体だが、不思議なことに腐ってはいないように思う。

 見た目は様々で、全身の毛が抜け落ちたヤツもいれば、人間とそう変わらない姿のヤツもいる。

 血まみれだったり、怪我していても平気で歩いているのはだいたいゾンビだ。

 あと近くで見れば白目が黄色く濁っているのでわかりやすい。

 体が腐り落ちていたり溶けていたりするようなヤツは見たことがない。

 さすがに体の腐ったゾンビがそこら中に居たら疫病が大発生しているだろう。


 それでも、ゾンビ独特の臭いはあり、俺は遠くにいてもくさいと感じる。

 ゾンビの臭いをわかりやすく例えるのなら、寝起きのおっさんが歯磨きもせず煙草を吸ったあとにコーヒーを飲んで思い切り鼻の前でため息をしてきたような、そんな臭いだ。

 端的に言えば吐き気を催す臭いだ。


 そんな臭いのするゾンビに嫌われるとは、もしかして、俺もくさかったりするのか?

 二人は俺に気を使って何も言わないだけで、本当はくさいのかもしれない。

 もうアラサーと呼ばれる年齢だ。

 そういうところに気を使っていかなければ、ハーレムを集めるのに支障をきたすかもしれない。


「じゃあ恭平、私たちお風呂行ってくるから。一緒に入りたかったらおいでー」

「だ、ダメですよ! 狭いですし、三人なんてダメです!」

「俺はあとでゆっくり入りたいから、先入ってこい」

「あはっ。本当にインポなんじゃないの、恭平」


 インポじゃねえよ。

 気分が乗らないだけだ。

 そもそも、やることが山積みなんだ。

 そんなことしている場合じゃない。


「あ、怒った? ごめんごめん。じゃあ行ってくるねー」

「はやく行け」

「あの、男の人の着替えは四階にありますので」

「ああ。わかった」


 二人がエレベータホールへ続く防火シャッター脇の扉を潜るのを見届け、行動を開始する。

 まずは地下へと続くエスカレーターのシャッターを閉める。

 そして、一フロアずつエスカレーター全部の防火シャッターを開けて上へと上がっていく。

 本当はエスカレーターを起動したいが、無駄な電力を使わない方が良いだろう。


 六階を通るときは遠くの方で二人の騒ぐ声が聞こえた。

 まったく、のんきなものだ。

 ゾンビが溢れ、人が簡単に死んでいくような世界になったのだと理解できているのだろうか?

 今までの日常が壊れ、非日常がずっと続き、それが当たり前の日常になっているというのに。


 俺と居るからか?

 安心して、平和な頃の感覚になっているのか?

 それは、良いことだな。

 そうか。こうやってこの安心感に浸らせて、抜け出したくないと思わせれば良いのか。

 なら俺がやるべきは、より住みやすい環境をメスに提供することだな。

 寝床の掃除をやってしまおう。


 八階に戻る。

 ゴミを外に投げ捨てたいので、ベランダに出られる窓を取っ払う。

 あとではめ直すから、割れないように離れたところへ置いておく。


 まずは使い物にならない家具を捨てていこう。

 椅子、ベッド、テーブル、棚。

 血で汚れていたり壊れていたりするものは全て窓から投げ捨てる。

 八階という高い所からベッドを落とすと、かなり広範囲に木片が散らばるようだ。

 原型はほぼ留めていない。


 かなり重いはずのベッドも筋トレの成果が出たのか一人で軽々と持つことができた。

 スポーツ用品店にプロテインがあれば飲むようにしよう。


 家具を終わらせたら次は死体だ。

 死体の数は全部で二十二体。全部が頭部を損傷、もしくは首の切断をされていた。

 比較的着ている服が綺麗なのが人で、破れていたりするのがゾンビだろう。

 死体になるとゾンビも人もそうそう変わらない。


 死体も全部ベランダから投げ捨てる。

 丁寧に扱うべきなのだろうが、もはやそんなことを言っていられる世界ではない。

 ちゃんと火葬はするから、許してほしい。


 散らばった肉片や溢れた内臓、落ちている脳漿(のうしょう)を箒とちりとりを使い紙袋にまとめて詰め、外に放り投げる。

 血や汚物もある程度ボロ切れで吸い取りまとめて捨てる。

 乾いた血や汚物には水と洗剤を撒いてデッキブラシで擦り、ボロ切れで吸い取って捨てていく。


 だいたい綺麗になっただろうか。

 あとの細かい所はメスにやっておいてもらおう。


 灯油缶とバーナーがあったので一つずつ持ち、外へと向かう。

 六階で二人に声をかけようと思ったが、楽しげな笑い声が聞こえてきたのでやめておいた。

 これから死体を焼きに行くなんて伝えたら、楽しい気分に水を差すことになるだろうから。


 三階の梯子から外に出て、いろいろと投げ捨てたベランダのある面へ向かう。


「……これはひどい」


 家具は爆発したように散乱し、死体はひしゃげて中身が飛び散っている。

 自分でやったことだが、これはひどすぎた。


 一応手を合わせて祈りを捧げておこう。

 アーメン。ハレルヤ。南無阿弥陀仏。

 クソったれな世界を救わない神さまたちでも、死んだ人くらいは救ってくれ。


 比較的形を保っているベッドがあったのでそこに死体を寝かせていく。

 八体ほど寝かせたらいっぱいになってしまったので、その死体の上にばらばらに散らばっている家具の木っ端を並べていく。

 その上にまた死体を、更にその上に椅子など木片を、そしてまた死体を乗せて、周辺の紙袋や木片全てをその山に投げ入れれば完成だ。

 家具と死体のキャンプファイヤーに灯油を念入りにかけて、バーナーで火をつければ轟々と勢いよく燃え上がった。


 この死体も誰かの親であり子であり、妻であり夫であり、そして兄弟であり姉妹であったのだ。

 ゾンビになったからといって嬉々として殺そうとするような人間はそうそういない。

 だからこそここまで被害が広がったのだろう。


 いっそのこと異形の怪物にでもなってくれていれば、躊躇なく殺すことができて被害が収まっていたのかもしれない。

 そんな詮無きことを考えていても仕方ないか。

 今は為すべきことを為すのみだ。


 燃え広がるものが周りにないのを確認して、火をそのまま放置することにした。

 八階に戻るとジャージ姿の珠子と鈴鹿が床にモップをかけているところだった。


「あ、おかえり恭平。何やってたの? なんか煙たいけど」

「ああ、火葬していた」

「火葬ね、なるほど。恭平もお風呂入ってくる? ここは私とたまちゃんで掃除しとくよ」

「いや、地下に行こうかと思う」

「ええ? 一人で平気? 私も行こっか?」

「何があるかわからないからまずは一人で行ってみる」

「そっか。無理はしないでね。恭平に何かあったら大変だからさ」

「ああ。わかった」


 怪我でもした日にはメスを守ることができなくなってしまうからな。

 安全第一。命を大事に、だ。



 地下へは中央エスカレーターから行くことにした。

 防火シャッターを開けると、なんとも言えない嫌な臭いが漂ってくる。

 確実に何かがある。


 地下はスーパーのような食料品売り場と、テナントがいくつも入っている仕組みだった。

 まずは臭いの元を探ってみるか。


 より嫌な臭いが濃くなる方へと歩いていくと、とんでもない光景を目にすることになった。

 生鮮食品売り場の一部の壁が無くなり、バックヤードが見えている。

 そのバックヤードの壁すらもなくなっていて、トンネルのようなものができていた。

 付近にはコンクリート片が散らばり、土と泥がトンネルからあふれ出ている。


 トンネルの大きさは縦横二メートル程度で、ずっと奥まで続いている。

 途中でカーブをしているせいでその先が見えない。


 恐らくこのトンネルを作ったナニカがこの先にいるのだろう。

 嫌な臭いはそこまで強くなく、このナニカが近くにいることはなさそうだ。


 まだ地下には手付かずの食料品が残っていた。

 電気が生きていたおかげで、冷凍食品も無事だったのがありがたい。


 バックヤードにあった野菜の入っていたであろうダンボールが、グチャグチャにされて中身がなくなっていた。

 ナニカがここを荒らし尽くす前に、全て上へと運んでしまおう。


 中央エスカレーターまで戻り、上りの電源を入れる。

 カートは上が大きい籠のタイプだったので、下に手提げの籠を一つ乗せ、まずは冷凍食品から集めることにする、

 冷凍野菜のブロッコリーとコーン、ミックスのやつと里芋だけで、籠が両方とも溢れそうなくらいにいっぱいになってしまった。

 エスカレーターに戻りカートを無理やり乗せる。

 俺が先に乗り、後輪だけ乗せて取っ手を掴んで押さえていたら意外と普通にいけた。


 これらはエレベーターであとでまとめて運んでしまおう。

 とりあえずは広くなっているところに置いておく。

 カートは下にたくさんあった。

 食料品を集めることを優先して行動しよう。


 ひたすらカートで冷凍食品を運搬していたら、全部で十八台になっていた。

 まだまだカートはいっぱいあるが、いちいち上に上げてたんじゃ効率が悪い。

 なにか良い手はないだろうか?


 籠だけをエスカレーターで上げてしまえば良いのでは?

 これは良い考えだ。

 物資を下に集めるだけ集めてこよう。


 このカートは上に二つ、下に一つ籠を乗せられる。

 一度に三つ籠を集められるし、いちいち俺が上に行かなくても済むのでかなり効率が上がるはずだ。


 夢中になって物資を集めていたらすごい数になった。 

 アイスの籠が全部で八籠、これはメスが喜ぶだろう。

 調味料だけで十二籠もある。

 チョコや日持ちのしそうな甘味が十六籠、これもメスが喜びそうだ。


 嬉しいのが冷凍肉が大量にあったことか。

 牛、鶏、豚、羊。ウインナーやベーコンに肉団子まであった。

 籠にして二十五籠。

 これだけで生きていけそうだ。

 

 エスカレーター前が大量の籠で大変な事になってしまったので、試しに上げてみる。

 籠はエスカレーターの床板にギリギリ乗ったので何とかいけると思う。

 ゆっくりとあがっていく籠を下から見守っていると、鈴鹿が現れて籠を受け取った。


「おー、肉だ。これ運べば良いの?」


 これは助かる。

 そうか、二人にも手伝ってもらおう。

 とりあえず今は地下に危険がなさそうだし、籠を乗せるのと受け取るのをやってもらえば更に効率が上がるぞ。


「ありがとう。できれば珠子を呼んできて、二人でこれをやってもらいたいんだけど」

「おー、たまちゃんはカートのやつをレストランの冷蔵庫にしまいに行ってるよ」

「助かる。カート結構あるだろ?」

「さっきのが最後だったからもう帰ってくると思うよ。とりあえず上に上げれば良いの?」

「ああ、すまん、助かる。俺は集めてくるから」

「はーい。今夜はごちそうだね、これ」


 嬉しそうな鈴鹿は冷凍食品の中にチーズケーキがあるのを知らないようだ。

 あとで見せて驚かせてやろう。

 こういったサプライズ精神が、ハーレムを維持していく秘訣なのかもしれない。


 その後も米、粉物、乾麺、乾物、缶詰、飲料、酒と物資を集めていった。

 チーズも熟成されているだけで食べられると思うので全部持っていく。

 コーンフレークやスナック菓子も、賞味期限が切れているが封が開いていなければ食べられるだろう、と残さず集めた。


 ふと時計を見れば午後五時ちょうどになるところだった。

 もう夜になるのか。だいぶ時間がかかった。

 鈴鹿が最後の籠を上に送ったのを見て、(ねぎら)いの言葉をかける。


「お疲れさま、疲れたろう。助かったよ」

「別に良いって。私も食べるものだし、何より労働の後のご飯は絶対美味しいしねー」

「俺は焼くくらいしか料理ができないぞ? 鈴鹿が作ってくれるのか?」

「聞いて驚け。たまちゃんは料理の専門学校に通ってたんだってさー」

「なんだって? それはもしかして、最高じゃないか」

「最高に決まってんじゃん。ほら、早く行こー。冷凍品以外は放置で良いでしょ。もうお腹空いた!」

「チーズも冷蔵しておきたいな。これ以上熟成したら食べられるかわからないし」

「チーズ良いねえ。ピッツァパーリィ?」


 ピザか。食べたいな。


「ていうかさ、意外と少なかったね、物資。倉庫とかも見たんでしょ?」

「倉庫なんてあるのか?」

「あるでしょ。大きな冷凍庫とか。あれ、もしかして商品売り場だけ見てたの? 肉とか魚とか切って売ってるんだから、バックヤードの冷凍庫にいっぱいあるはずだよ」


 知らなかった。

 ちょっと確認しに行ってみるか。


「鈴鹿、ちょっと先に戻っていてくれ。俺はちょっと見てくる」

「そうだね。でも倉庫のやつはまた明日にしようよ。お腹空いたし」

「ああ、すぐ戻る」


 精肉売り場のバックヤードには大きな冷凍庫があった。

 中を見ると、大きな塊肉がいくつも入っていた。

 これは、持って帰りたい……。


 二つの籠に塊肉を詰め込み両手で持ち上げると、籠の持ち手が壊れそうになってしまったので重ねて抱えるようにして持った。

 これだけの肉があれば当分食うのに困らないだろう。

 意気揚々と歩いていると、急に背筋がぞくりとした。


 嫌な臭いが濃くなっていく。

 ナニカが戻ってきたのだ。


 地響きのような獣の咆哮が、遠くから響いてきた。

 籠を放り投げて走り出す。

 後ろからは棚を壊しているのか破壊音が聞こえる。


 エスカレーター前には鈴鹿がいた。


「上に戻れ! 早く!」

「わ、わかった!」


 どんどんと破壊音が近づいてくる。

 エスカレーターに足をかける。

 三段飛ばしで駆け上がる。

 鈴鹿に追いついたので抱き上げて走る。


 あと数段で一階に戻れるというところで激しい揺れを感じ、たたらを踏んでしまう。

 階下からは獣の咆哮。

 エスカレーターが壊されている破壊音がする。


 なんとか一階に戻り、鈴鹿を下ろし防火シャッターのスイッチを入れる。

 ゆっくりと閉まっていくシャッターの隙間から、エスカレーターの床板が弾け飛び崩落していくのが見えた。


 俺たちは誰も言葉を発することができず、ただ呆然と獣の叫ぶ声を聞いていた。

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