10000PV感謝のSS
原稿に無い、オリジナルSSになります。
祝10000PV\(^o^)/
感謝感激です。
ありがとうございます
そこは、真っ暗な洞窟のような場所。
薄く灯りが灯された通路を、走る4人の姿があった。
1人は、片腕の無い男性の大人、1人はその男性よりやや背丈のある女性の大人、そして2人の後を追う5、6歳の男の子と女の子。
4人は、ある人物に依頼されて、ここに来ていた。
その人物の依頼は、2人の女の子の救出。この場所にいるとは聞いていたが、かなりの広さだけでなく、下へ降りる階段があり、何層にもなっている。
部屋の扉を見つけては開け、見つけては開け、階段を見つけては降りていく。ずっとその繰り返しだった。
片腕の男性は、依頼主に言われた。
これは、2人の為だと。
背丈の大きな女性は、依頼主に言った。
2人の為ならば何だってやると。
男の子と女の子は、依頼主に質問した。
2人には、会えないのかと?
依頼主は、4人に言った。
それは、2人次第だと。
4人が、懸命に走り続けると、前方に人の後ろ姿が見える。
4人は、足を止め、後ろから近づいていく。
すると、突然後ろを振り向き、4人と目が合う。
しかし、慌てることなく近くにいくと、背丈の大きな女性が腕を振りかぶると、前方にいた人を殴り飛ばすと、壁にぶつかり、気を失った。
4人は、気を失った人を見ている。
片腕の男性は、無くなった腕をさすっていた。
背丈の大きな女性は、何で、ここに居るのだと思っていた。
男の子と女の子は、少し怯えた表情を見せていた。
下へ下へと向かう度に、人と遭遇する回数が増えていた。
明らかに下には何かあることを指し示す。
そして、また階段を見つける。
もう、何回目かもわからない。
それでも、4人は走り出す。
全ては、あの子達の為に─────
次から第5章になります。
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