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プロローグ
私は餓えている
とにかく誰かに褒めて欲しい
頑張ってるね、偉いねって
誰かに認められ愛されてるから頑張れるって事を感じたい
仕事もプライベートも全く上手くいっていない
いや、上手くはできているのだろうが淡々と日々が過ぎ去ってしまっている
とてつもなく虚しく感じてしまう自分がいる
この話を友人に話すと「私も〜同じ同じ〜」と言って愚痴を延々と聞かされるのである
人に聞いてもらっているはずなのにますます虚しくなってくる
人の努力はなかなかにして認められない
むしろ、頑張れば頑張るほど嫌なことが起きる
誰かに認められる事は非常に難しい
そこには、聞いてもらった人も私だって頑張っているという見栄やその人自身にも心のゆとりがなければ逆に私の事を褒めてよね!という態度を取られてしまう
私はクズと言われてもいい、一瞬でいい、友達よりも周りにいる職場の人の誰よりも幸せになって「羨ましい」と心から言われたい。
そして私自身の心も満足させたい。
私はその為にならどんな努力もしてみせる。