6日目
お待たせしました。
宜しくお願いします。
一部修正しました。
物音に気が付き起きると、サミーは既に起きていて体操をしていた。
身体を動かすたびにプルンプルンと胸が揺れていた。(Cカップぐらいかな~)
「オハヨー、早起きだね~」
起き上がり水で顔を洗ってから朝食を作った。
豚モドキの切り身と山芋を煮てカレー粉を入れてスープを作り、フライパンで薄いベーコンを焼いてパンに挟んで完成した。
サミーにパンとスープを渡して俺も食べ始めた。
「このスープ変わった味だけど美味いなー」
サミーは喜んで食べていた。
食事が終わったのでカップを洗い燻製器を確認して肉を入れ替えてから燻しておいた。
ベーコンの入った皮袋が3つに成った。
最後の豚モドキの切り身を漬け込んで仕込みをしておいた。
するとサミーが「仲間を弔いたい」
「分かったよ。手伝う」
伝えると微笑んでいた。
サミーは急いで皮鎧を修理して準備を始めた。
間に合わせの応急処置らしいので20分ぐらいで終わった。
俺はその間にリュックに水筒などを入れて小部屋から壁を削った時に使った。
スコップみたいな道具を用意して剣と石槍・石斧も装備した。
サミーが準備が終わったので出発しようとしたら置いて有ったリュックから緑色の小瓶を2つ取り出して一つを自分のリュックに入れてもう一つを俺にくれた。
「これは、なに?」
「ポーションだよ。知らないのー」
「ポーションは怪我を回復してくれる薬だよ。こんな事も知らないで良く生きてこれたね」
呆れ顔された。
リュックにポーション仕舞て出発した。
途中でゴブリンと遭遇したが五匹ぐらいだったので2人で倒した。
サミーが三匹倒してくれるので俺でも何とか倒せた。
昨日の場所に到着した。
すべてそのまままの状態で残っていた。
サミーが選んだ大木の根元に穴を掘った。
俺が作業してサミーが警戒をしていた。
穴に2人を入れて塩を蒔いて清めてから埋めて行った。
サミーが太い棒を二本拾って来て俺が石斧で打ち込んだ。
二本とも打ち込むとサミーが剣で表面を削り取った。
削り取った所に、ケインズとギールムとそれぞれの棒に名前を短剣で刻んだ。
サミーは2人の墓の前で祈りをしてから立ち上がり
「さあ、帰りろうよ」
と言って洞窟に向かった。
昼食を作る前にサミーにパンか何か持っていないか聞くと、置いて有ったリュックから黒パンを六個出してくれた。
俺は最後の豚モドキを切りステーキを焼いて山芋のスープを作っていた。
サミーには河原が有るので水浴びを勧めて料理をしていた。
料理が出来た時にタイミング良くサミーが帰って来た。
2人で昼食を食べた。
食べながらこの国や町の事を教えてもらった。
そして魔法の事を聴くと教会で成人の儀をすると、自分の適正の有るスキルが神様から授かるらしく大抵は10歳の時に受けて2・3個のスキルを授かり職業を決めるようだった。
「教会に行った事が無い。」
と俺が言うと
「こんな馬鹿初めてだ。教会の成人の儀を受けに行くぞ」
「助けて貰ったお礼もあるが成人して居るのに成人の儀を受けないのは良くない。神様の恩恵無しでは生きて行けない」
強制的に決まった。
サミーは神様の恩恵のスキルを一つ見せてくれた。
〔神の預けしお宝の扉を開け:ボックス〕と唱えると、小型の物置のような物が現れた。
サミーが開けると武器や装備などが入っていた。
サミーは、回収したギールムの杖を仕舞って見せた。
高さ2m幅2m奥行き1.5mの大きさだった。
ボックスの大きさは、本人の魔力に依って変わってくるらしい。
成人の儀を受けるとステータスも確認出来ると教えてくれた。
魔法を使いたいので、教会に行く事にした。
住みやすくした洞窟だが町の魅力に負けてしまった。
サミーが町まで荷物を入れてくれるので自分のリュックとカバンと毛皮に大きな皮袋にベーコンの皮袋を入れて入れて貰った。
余裕が有ったので石槍二本・剣三本・石斧・盾も入れて貰った。
ケインズの盾と剣は俺の物に成った。
サミーには重くて使いづらいのとの事で俺が装備する事になった。
いつもの革リュックの中身を確認して、道具箱の中から見つけておいたコインの入った皮袋を入れて泥棒除けの罠を仕掛けてから、出発した。
サミーを先頭にして、色々な事を教えてもらいながら歩いて行った。
2時間ぐらい歩いていると城壁のような壁が見えてきた。
「あれがガーデンブルグだよ」 サミーが指差したのだった。
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