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セイロンガー外伝2☆わたしのセイロンさん  作者: 月極典


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15/21

真由美ママ、真佐江


 真由美です!


 ふっこがうちにお泊まりに来ています。道場に近づいたらお母さんの激しい声が聞こえてきたので、私の部屋に行くことにしたんですけど……。

 

「あら? ふっこちゃん、いらっしゃい!」

 タオルで汗を拭きながら、道場から渡り廊下に出てきたお母さん。マスクは外していますが、首から下はヒーロースーツです。

 

「あ、真由美ママ、こんにちは! 今日はお世話になります。ヒーロースーツ姿、素敵です。それが伝説のハニービースーツなんですねぇ」

 ふっこは時代物も好きですが、ヒーローや戦隊物のファンでもあります。だからうちのお父さんやお母さんと話が合うので気に入られています。


「やだぁ、伝説だなんてぇ。おばさんまだまだ現役よぉ?」

 何言ってるの、お母さん。とっくにヒーローは引退して若い人の育成しかしてないのに……。


 うちのお母さん、真佐江はハニービーという元ヒーローです。お父さんの壽翁はスカイホーネットです。夫婦で『ビーハイブ』っていうチームを組んでヴィランと戦っていました。現役当時は有名なヒーローだったみたいですけど、私はよく知らないんです。

 

「うわぁ、見たいなぁ。トレーニング、見学しても良いですか? 秘密は厳守しますから」

 えっ? ふっこ。さっきはドン引きしてたのに。


「そうねぇ、これからヴィラン組み手だから、少し激しい戦いになるけど……」

 ヴィラン組み手、なんだろう? 私は道場にほとんど行かないし、見たいと言っても、あまり見せてくれないので内容はよくわからないのです。


「よし、じゃあ、ふっこちゃんは人質役として、間近でみてもらおうかな!」

 人質役……?

 

「やった、ありがとうございます!」

 嬉しそうに道場へ向かうふっこ。私が付いていこうとすると、

「真由美は来ちゃ駄目!」

 お母さんが止めてきます。いつものやつだ。お母さんは戦っているところを私に見せたがりません。


「え? でも、ふっこだけってわけにいかないよ」


「う〜ん、真由美がいるとヴィランになりきれないんだけど……まぁいいわ、いらっしゃい」


 というわけで、ふっこと私はヴィラン組み手というトレーニングを見学することになりました。そして私は、お母さんがなぜ戦いを見せたがらないか、知ることになります。

 

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