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第五十七話 ロシアの未来

1917年(大正6年)8月28日


俺たち遣欧艦隊は、無事に横須賀へ帰港出来た。


我々の出迎えに集まっていただいたのは、天皇陛下をはじめ、元老の皆さんや政府関係者、そして横須賀市街を埋め尽くした国民の大集団だった。

帰国した後は、山のような勲章の授与に目を丸くしたほどだった。


結局のところ日本は、多大な犠牲と戦費を要したものの、見返りとしては独自の海上通商路と石油資源、森林・地下資源の確保に成功し、海洋国家日本の方針が確実に固まった感じだ。

更に言えば、日本の国際的な立場と発言権は、史実とは比べようもないほどに高まっている。


気になる講和会議だが、史実通りにパリで開催されることが決定したという。


そして全権団代表はやっぱり父で決まりみたいで、全権団に同行して、俺も出席出来ることが決まった。

講和会議は11月中旬から始まるそうなので、9月末には再びヨーロッパへ向けて出発となりそうだ。


そして俺たちの帰国に先立つ8月15日に、明石中将は無事にロシア皇帝一家を日本へ避難させる任務に成功していた。


彼の功績は巨大だし、これで大将への昇進は間違い無いだろう。

だが、周囲との軋轢というか、一方的な誤解や妬みは増えるだろうから、この機会に明石中将をヘッドとした諜報機関と、スパイ養成機関設立を推進するべきだな。


ソ連には秘密警察(チェーカー)から発展したGPU、そしてKGBへ繋がるスパイ組織が有名だし、21世紀のアメリカにはCIA、イギリスにはMI5やMI6が存在していた。


日本にもこれらに負けない、本格的な組織や育成機関が必要で、その頂点として彼は相応しいだろう。

明石中将自身は有名になりすぎて、スパイ活動には向かなくなったし。

もっとも、有名な人物が全く無関係の場所に故意に出没することによって、陽動の役目は果たせるかもしれないが。


ロシア側の状況だが、今回はまず皇帝一家と、一家に仕える人達、更にボリシェビキ(共産党)の魔の手を逃れた貴族、帝政ロシアを支えた政府関係者など、3000名近い人たちが日本に退避して来たし、今後も続々と避難者は増える見込みらしい。


また、皇帝の日本への避難を知った皇帝支持派の軍隊も、極東方面を目指して移動しつつあるとの話だ。

歴史上、共産党の「赤軍」に対して、「白軍」と言われる事になった人達だ。


父をはじめとする、元老たちによる政府への根回しは終了していたので、日本政府はロシアからの避難者を暖かく迎えると世界に向けて宣言すると同時に、皇帝一家を政治利用したとの非難声明を出していたソ連に対しては、皇帝一家には命の危険があった事実を喧伝して、逆にボリシェビキの凶暴性と残虐性、非人間性を世界に向けて発信した。


そして皇帝一家7名様は、我が家で一時的に預かることになったみたいで、俺より一足先に滞在していた。


挿絵(By みてみん)


「格式」的には、陛下の賓客として遇するべきとの意見も当然あったみたいだが、肝心のロシア語を操れる人が少な過ぎるから適切ではないという話になり、近衛家がその役目を仰せつかることになったわけだ。


昔から家族全員でロシア語教育を受け続けてきたが、これがいよいよ役立つ時が来たわけで、全員がネイティブとまではいかないが、日常会話は全く問題なく喋ることが出来るレベルになっているし、あの難しいキリル文字を用いた読み書きも同様に可能だ。


俺は皇帝一家と初対面となるから、当然挨拶からだな。

歴史にその名を残す人々と会話を交わすのは、非常に緊張する。

だが学者時代に史料を見ていたせいか、初対面という気がしない。


「初めまして、近衛篤麿の長男高麿です。

皆様には大変なご心労があったと思いますが、どうぞ我が家でゆっくりお過ごし下さい」


それに対して先方からも、予想外に丁寧な態度であいさつを受けた。


「ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフです。

貴方の御父上から、我々を救出するよう手配してくださったのは貴方だとお聞きしています。

このたびは、私の家族の命を救って頂き、感謝に耐えません。本当にありがとうございます」


と、頭を下げられた。

ロシア皇帝だった人に、こんなことを言われるとは思わなかったし、正直言って驚いた。


驚いたついでに言えば、この人って先日お会いしたイギリス国王のジョージ5世に、顔も背格好もそっくりなんだが、まさか同一人物ってことはないよな!?


確かに、この二人は従兄弟の関係だから、少しは似ていても不思議じゃないが、それでもこれほど似るものなのだろうか?これでは身近にいる人でも間違いそうだ。

前世で史料もさんざん見たけれど、比較したことが無かったから気が付かなかった事実だ。

それにしても、俺はこの世界に転生してからずっとロシアと関わっているな。

そしてこの人は、かつて強大な敵だった国のトップとして君臨して来たわけで、とても感慨深いものがある。


挿絵(By みてみん)


それはともかく、皇帝、いや既に退位したから前皇帝のニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフさんはこの時49歳。

皇太子時代に滋賀県大津市で暗殺されかけて以来、2回目の日本訪問となる。

日露戦争もそうだが、不思議と日本に縁のある人だ。


続いて挨拶を交わしたのは、前皇后アレクサンドラ・フョードロヴナさんで45歳。

ドイツ帝国を構成する一国であったヘッセン大公国の大公、ルートヴィッヒ2世の四女として生まれたが、幼くして母と死別してしまい、姉妹と共に、祖母に当たるイギリスのヴィクトリア女王に育てられたせいか、その影響が大きくて「心はイギリス人」といった感じらしく、会話もネイティブレベルの英語を使用していた。


なるほど。急速に英露関係が改善していくことになる背景として、両国の婚姻関係があったわけだな。

因みに、この人の妹君もロシアに嫁いでいて、史実では革命時に赤軍によって殺されたが、今回は明石中将によって別の場所で保護されていた。


続いて紹介された子供達は、一男四女の構成だったな。


史実では、悲劇的な死を迎えてしまった四姉妹を表す言葉として、日本では定着していないが、欧米では21世紀においても「OTMA」チームとして有名だった。

四姉妹の頭文字をとってそう呼ばれていたのだ。


儚く散ってしまった美人四姉妹という事実は、100年経っても人々の共感と愛惜の念を抱かせやすいのだろう。


長女は オリガ・ニコラエヴァナ・ロマノーヴァさんで22歳。


次女が タチアナ・ニコラエヴァナ・ロマノーヴァさんで20歳。


三女が マリア・ニコラエヴァナ・ロマノーヴァさんで18歳。


四女は アナスタシア・ニコラエヴァナ・ロマノーヴァさんで16歳。


そして長男がアレクセイ・ニコラエヴィチ・ロマノフ君で13歳だ。


ちょっとややこしいが、子供たちのセカンドネームは「ニコライの娘・若しくは息子」を意味し、ラストネームは女性形がロマノーヴァ、若しくはロマノアで、男性形がロマノフだ。

我が家は6男1女のきょうだい構成だが、ロマノフ家は逆といった感じだな。


この中で一番有名なのは、四女のアナスタシアさんかな。


海外では主人公として何度も映画化されたし、それ以外にもアメリカのTVドラマや、ハリウッドのアニメ映画、ミュージカルの主人公としても取り上げられたし、日本でも歌劇団が扱っていた。

実は彼女は虐殺を生き延びており、自分はそのアナスタシアだと主張した人物が複数現れて話題となった事があった。


挿絵(By みてみん)


これはアナスタシアという名前自体が、"復活″を意味するから、余計にそれが信じられたのかもしれない。

令和においては、それらは全員が偽物であると確定したみたいだったが、この件を扱って、更に架空の第五皇女ドーラの存在まで設定したゴ〇ゴ13という劇画があったな、などと思い出す。


世界的にはおそらくマリー・アントワネットやクレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、オーストリアのエリーザベトに次ぐ知名度は少なくともあるだろう。

全員に共通するのは美人であると言われているのと、悲劇的な最後を遂げたという点だ…


四姉妹は全員独身のままで殺されてしまったが、長女のオリガさんには、ロシア革命直前にルーマニア王太子妃としての縁談を持ちかけられていた。

だが、家族を見捨てて自分だけが助かるのを良しとせず、縁談を断ったので命を落としてしまった。


長男アレクセイ君は、予想通り、我が家の末っ子の彦麿と同い年で、しかも生年月日が全く同じ1904年8月12日であり、両名はそんなこともあってすぐに意気投合して友達になったみたいだ。


そして前皇帝夫妻を含めて、家族全員がロシア語は当然として、英語とドイツ語とフランス語も自由に操ることが出来るという事実を知った。


ああ三女マリアさんはドイツ語は出来ないみたいだが。なんでも勉強が嫌いだったらしい。


そもそもロシアの宮廷においては、フランス語が公用語だったらしい。

いやヨーロッパ社会では、英語以前にはフランス語が共通語として扱われていた事実があるから、ロシアもそれに準じたということだろう。


相手がロシア人だから、こちらもロシア語を話さなくてはならない、というのは日本側の勝手な思い込みだったというわけだ。

そうだったのか。

まあ我々もロシア語の勉強が出来たし、良かったと思うようにしよう。

それに陛下も病気がちだし、皇太子殿下はまだ16歳とお若く、お妃選びも最終段階という状態だから、我が家のほうが適任だろう。


四姉妹は本当に全員美人だ。

皆さんそっくりというわけではないが、気品ある美人揃いなのは間違いない。

また、この四姉妹は本当に仲がいいみたいだ。


そして俺は…不覚にも長女オリガさんの美しさに一目惚れしてしまった。


まず最初に歴史資料の写真で見るよりも、遥かに気高い美人で驚いたが、その次に、この世界に来て初めて自分が恋をしてしまったことに気付いたのだ。


31歳になって初めて、といっても実際は91歳だが。


久しぶりの感覚に戸惑ってしまう俺がいて、かなり混乱している。

そんな俺の様子に気付いたのか、俺の両親は面白そうな顔をしていた。


挿絵(By みてみん)


それはともかく、しばらく近衛家に滞在しているうちに、落ち着いてきたニコライさんと父が、ロシアの将来について話し合うことになったので、俺も同席して昔から目標としてきた策を提案した。


「ロシアの国土は広大です。今回の革命騒ぎは全土で一斉に始まったわけではありませんし、元々臨時革命政府も、主にウラル山脈から西側しか押さえていませんでしたから、現在首都近郊において権力の掌握を宣言したボリシェビキ(共産党)の連中も、クラスノヤルスクから東には来れないでしょう。

今ならウラジオストク方面において、陛下が新たなロシアの建国を宣言されれば、元には戻らずともロシアは継続できるでしょう」


帰還中の陸軍からの報告では、ペトログラード周辺は赤軍が押さえているが、ウラル山脈を越えて日本に近付くにつれて平穏になっていき、ウラジオストクは以前と変わりない穏やかなままだそうだ。


だが、俺の提案を聞いたニコライさんは意外そうだった


「新たなロシアですか?」


「その通りです。帝政ではなく、我が国と同様に立憲制を採用いただき、憲法を導入いただいて、直接の政治・軍事・外交を政府に委ねると宣言して頂ければ、国民も納得するでしょうし、ソ連に対しても堂々と対峙出来るでしょう。

また日本もお手伝いがしやすくなりますが、いかがでしょう?」


ニコライさんは少し考えていたが、提案内容に納得出来たみたいで頷きながら言った。


「革命を起こされた身で申し上げても、説得力は無いかもしれませんが、私どもには国民に対する責任がありますし、あの凶暴なボリシェビキに国民の未来を委ねるわけには参りませんので、可能であれば、もう一度国民と共に歩んで参りたいです」


当然だろうな。

臨時革命政府が相手ならば、あるいは皇帝も、その存在を認めざるを得なかったかもしれないが、ボリシェビキが相手というと話は全く変わるからな。


「ただ、陛下に一つ承認いただきたい件があります。

今までロシア帝国内に住んでいたユダヤ人ですが、このままですと、これまで以上の虐待を受けかねませんので、彼らにもお慈悲を与えていただきたいのです。

具体的には、ナホトカから北東部の日本海沿岸部をユダヤ人に割譲いただいて、「東パレスチナ」の建国を御承認いただきたいのです」


ニコライさんは、何度も頷きながら言った。


「私もこのたびは、日本と天皇陛下から慈悲を受ける身です。

彼らにも慈悲を与えよと言われると、断りにくいですな。

私たちから見ると、彼らは異教徒でしたから、これまでは何の保護もしませんでしたし、弾圧さえ行いましたが、明確に国家として存在するなら承認しやいですし、『神を認めない』という、ボリシェビキよりは遥かに彼らを理解出来ますから、共にソ連に対することも可能でしょう」


理解いただいて本当に助かるな。


「では…御承認いただけると考えてよろしいですか?」


ニコライさんは頷いたが、意を決したように言葉を繋いだ。


「ただし。今あなたからご提案頂いたことは、私ではなく、アレクセイの名において実行すべきでしょう。

…私にはもう…国民に対して、皇帝を名乗る資格は無いと考えます」


「「・・・」」


俺は思わず父と顔を見合わせた。


ニコライさんは寂しそうだったが、考えてみれば言われた通りかもしれないな。

この人はもう、人の上には立ちたくないのだろう。

それに二度も革命を起こされて傷ついてもいるだろう。


場の空気がよどんでしまったので、俺は敢えて明るく言った。


「それから、新しいロシアと東パレスチナの安全保障は、体制が整うまで日本が責任を持ちますので、どうぞご安心ください」


その後、アレクサンドラさんや子供たちにも集まってもらい、この内容を説明した。


皆さんご納得いただいたみたいで、雰囲気は明るかったのだが、オリガさんがアレクセイ君の健康面での不安を口にした時は、ちょっと静まり返ってしまったが…


そうだった。彼は血友病が治っていない。

というか、21世紀と違って、この時代では治す手段がない。

どんな病気かといえば、遺伝に関係する病気で、血液凝固に異常があるケースが多く、出血も危険だが、打撲を負っただけでも内出血で死亡するかもしれないという厄介な病気で、母から息子に伝わると発症する可能性があるらしい。


だからアレクセイ君も当然だが、発症していないオリガさん以下の姉妹たちに子供が出来れば、気を付けなくてはならない。


どうやらアレクサンドラさんの祖母、ヴィクトリア女王が保因者であったらしく、イギリスをはじめ、ドイツ、スペイン、ロシアの皇室・王室に病気が受け継がれたために、21世紀では「王家の病」として有名だったが、ヴィクトリア女王の孫でもあるドイツのウィルヘルム2世は発症していないから、全員が病気になるという話では無い。


アレクセイ君の場合は、出産時にへその緒を切る際の出血が止まらなかったことで病気が判明したと、史料で読んだことがあるが、周囲から皇太子の出産を期待され続け、5人目にしてようやく医師から「男の子でございますぞ!」と告げられた次の瞬間に、血友病であることを知ったアレクサンドラさんの心中を思うと、胸が締め付けられる。


ニコライさん夫婦の立場なら、ワラにもすがる気持ちでラスプーチンを頼ったのだろう。


ただアレクセイ君はおとなしいと言うより、少し元気が無いというのが表現として正しいのかもしれないが、その原因は健康面だけなのかな…


しかしオリガさんは、ただ美人なだけじゃ無くて家族思いの優しい人だな!


いやとにかく、これで俺の計画は完成に近づいたことになる。


そもそもロシアを復活させる目的は、優しさでも善意でもない。

いや…少しはオリガさんのためか…何を言っているんだ俺は!?


友好国を増やすことと、ソ連に対する緩衝地帯(バッファ)とするためだし、ユダヤ人に手を差し伸べてユダヤ国家を作るのも、ユダヤ資本をアテにしたいからで、身も蓋も底もない言い方をすると、日本の国益と影響力を増大させるのが目的だ。


安全保障については、ボリシェビキ(共産党)と赤軍を対象として想定したものだが、この件はイギリスにも相談しなくてはならないだろう。


新ロシアの版図に含まれる代表的な街は、ウラジオストクとハバロフスク、ヤクーツクとイルクーツクといったところだ。


ロシア最西端、ソ連との国境線は、バイカル湖の約800km西に位置するクラスノヤルスクで、首都としては日本海に面したウラジオストクが相応しいだろう。


これが国際承認されれば、日本海を中心とした日本・イギリス・ロシア・ユダヤのブロックが誕生する。

もちろん日露の同盟関係は維持されるし、カムチャツカ条約の効力も維持される。


境界をクラスノヤルスクとしたのは、単純に日本軍の第(しち)師団が現在駐留しているし、白軍もここに集結しつつあるからだ。

それにここはエニセイ川という天然の防壁、いや「外堀」があって防御しやすい点が挙げられる。

ここを突破されても、バイカル湖とレナ川という「内堀」があるし、最終防衛ラインとしてアムール川も利用できる。

とはいえ、ここまでソ連の赤軍が到達する前に、日英軍が駆けつけるだろうから防御は完璧と言っていい。


俺はややフライング気味ではあるが、ジェイコブ・シフとロスチャイルド家に連絡を取り、ナホトカの件を伝えて今後の協議をパリにて行いたいと打電した。


残念なことに、日本に来た3人のユダヤ人のうち、ジェイコブ・シフは健在だったが、レオポルド・ド・ロスチャイルドは今年の5月に亡くなってしまっており、息子のアンソニーが出席するとの連絡がきた。


そうか、間に合わなかったのか。


もし存命なら、何と言ったか知りたかったのだが、残念だ。

そしてシフからの電報を読む限り、歓迎してくれている感じが伝わってきた。


受け入れてくれるといいのだが。

ただし、現時点でどれだけの人数のユダヤ人が、この東パレスチナを自分たちの国であると認識するのか未知数だし、大々的に国家として動き出すのは、史実通りならナチスによる迫害が始まってからになるのではないかな?


そしてその問題のナチスが誕生するかどうかは、パリ講和会議の内容による。


あまりドイツを追い込まないほうが良いと思うのは、俺が史実を知っているからだろうが、果たして英仏の代表団はどんな要求をドイツに対して行うのか分からない。

それよりも俺は、ウィルソンに負けないようにしなくてはならないと気を引き締めた。



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主人公にも遅め(時代的には)の春が来た様子。ヨカッタネ!
[一言] やっと主人公に春がきましたか
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