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幕間 皇女殿下の独り言

リーナシア目線です。

「・・・ふぅ」


私は昼食を取った後、自室のベッドに倒れ込んだ。


「りゅー君・・・一体何処にいるの?」


私は目元を片腕で隠しながら、仰向けになり小さく呟いた。

けど・・・


「あの子・・・エリシアさんは何処か、懐かしい気がしたのは何でだろう・・・?」


私は部屋に戻って来る時に偶然会った彼女の事を思い浮かべていた。隣に居たレイナさんとは、友好国であった関係で幾度かお互いの城でパーティーがあり、そこで面識は有ったが、あの様に笑う姿は見たことがなかった。


「・・・まぁ、気にしなくていいよね・・・?」


私はそう言ってベッドから起き上がった。


「あの天使の言うことが本当なら、こちらにりゅー君が居る筈だよね・・・。まさか騙されてないよね。・・・まぁ、この力があるならそう簡単に見つかるよね」


私は懐に入れていたステータスカードを取り出してそれを見た。


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名前 リーナシア・フェル・ファルミーユ

種族 人族

年齢 12歳

LV 6

職業 無し


スキル

宮廷作法LV MAX

細剣術LV 6

舞踏LV 7

乗馬LV 3

槍術LV 6

歌謡LV 5

闇魔法LV MAX


ユニークスキル

赤い糸SP

乾坤一擲


天魔能力

純潔


称号

無垢なる乙女

狂気の乙女

破壊者


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

赤い糸SP

運命の人と巡り合う可能性を引き寄せる。このユニークスキルは天使エクリシオンによって対象は山本竜人の転生体に設定されている。

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「・・・あの時、このスキルが発動したと思ったんだけど・・・まさかあのクロと言う子犬ではない、よね?」


私はまたベッドに倒れ込み、いやいやとその予想を振り払った。


「まぁ、そうじゃなくても・・・。エリシア・フォン・アルゲート、彼女の近くにいるとりゅー君に会える気がするし、暫くは彼女達の近くに居ようかな?」


私はそう呟いて、今後の指針を定めるのだった。

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