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第八話 話し合いました。

その後、陛下や殿下、レイナ達が見舞いに来てくれた。

陛下には、目が覚めた為明日には屋敷に帰れるという事、それと、俺が悪魔を倒したことで他の貴族からの婚約対策に陛下が後見人となってくれる事についての情報はありがたかった。けど、怖い笑みで、「カストルはどうじゃ?」と、殿下をプッシュするのはやめて欲しいです。


そして、夜が明けて次の日に日付が変わって俺は無事に退院したのだった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そして現在、俺は父と学園入学について話をしていた。


「中等部から・・・ですか」

「ああ、そうだ」


俺は父に言われた言葉をおうむ返しで聞き返した。


「それは何故でしょうか。理由をお教えください」

「・・・それはな」


父が眉間に手をやり溜息を吐いて答えた。


「エリシア、お前が悪魔を倒してしまったからだ」

「へ?」


思わぬ言葉に首を傾げると、父は詳しく説明し直してくれた。


「悪魔を倒した事で、エリシアは高等部以上の実力を持っている事は分かったが、流石にそれは戦闘能力だけで勉学面はまだ分からない。そして、エリシアの陛下に対しての受け答えから知力も充分だと判断され、初等部は免除されることとなった。分かったか?」

「はい。理解しました」


俺は頷いて答えた。

そして、その日から俺は中等部に入学する十二歳までは自由という事になるのだった。

このあと本編の方は飛びます。

この間にあった事はまた後日、番外編みたいな感じで投稿しようと思います。

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