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第六話 悪魔との戦い(後編)

後編です

「はぁっ!せいっ!」

「むんっ!くっ!」


俺の体格には合わない鉄剣を剣術スキルで制御しながら俺はガミジンに連続で攻撃を仕掛けていた。


「ふんっ!それが貴様の本性かっ!エリシア・フォン・アルゲートォッ!!!」

「さて、どうだろうな!」


俺はそう叫び返して、蹴りを叩き込んだ。それと同時に足の裏から魔力の波を出すイメージをすると、ガミジンは吹き飛んだ。


ピロリン!スキル『仙術』を取得しました。


「くっ!更に成長しただとっ!」


俺の蹴りを受けたガミジンは自ら背後に跳ぶことで勢いをある程度逃したがそれでもダメージを負った様だった。


「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!」


俺は叫びながら更に剣を振り回し、遂に、ガミジンの体を傷つけ始めることに成功した。


ピロリン!スキル『剣術』のLVが上がりました。

ピロリン!条件を達成しました。ユニークスキル『剣鬼』を取得しました。

ピロリン!条件を達成しました。称号『剣鬼』を取得しました。


また新しくスキルを手に入れた様だった。俺は「勝てる!」と勝利を確信したが、それはまだ早計だったようだ。


「こうまで押されるとは・・・やはり、エリシア。お前は危険なようだ。使いたくはなかったが、我も出し惜しみをしていられる場合ではない!」


そう叫んだガミジンの肉体が隆起し、身体がどんどん肥大していった。


「グシゅルRuるルル・・・。デは、いKUゾ!」


声が聞き取りにくくなったが、ガミジンの攻撃力は先程よりも何倍も強まっていた。

俺は必死に攻撃を捌いて避けてと防御に徹したが、防御魔法の上から傷付けてくる攻撃力の高さに顔を歪めながら治療魔法も併用して傷を癒しながら何とか粘っていた。


「くっ!このままじゃ・・・!」


何か・・・何か方法は!

俺は、必死になってメニューのステータス欄を見て、この状況を打開できそうな手を探した。そして、そこで見つけた。


「・・・」

「ナにをWAラってイル!」


俺が口角を上げた事を気付いたガミジンはそう叫び、腕を振り上げた。そこで、俺は叫んだ。


「今だ!」

《了解だ!主人殿!》

「グッ!?ナッなに!」


実は存在を忘れかけていたクロを俺は思い出し、ガミジンが俺の影を踏んだ瞬間に、ガミジンのバランスを崩すように体当たりさせたのだ。


「更に!『身体能力超上昇』ぉぉぉおおおっ!!」


俺は転生してまだ使ったことのなかったユニークスキルを叫び、全力で剣を振った。そして、振り切った剣はガミジンの肉体を断ち切っていた。


「ぐフッ・・・。ミ、みゴとDA、エRIしぁヨ・・・」


ガミジンはそう言葉を発するとその肉体を塵へと変えて崩れた。

そして、それを見て直ぐに俺の体は傾き、倒れた。どうやら肉体の酷使で疲労がかなり溜まったらしい。


「「エリシア!」」

「エリシア嬢!」

《主人殿!》


遠くから誰か達が俺を呼ぶ声が聞こえたけど、誰だろうか。ああ、もう意識が保てない。

そして、俺は意識を手放すのだった。


ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!LVが上がりました。

ピロリン!スキル『身体強化』のLVが上がりました。

ピロリン!スキル『堅固』のLVが上がりました。

ピロリン!スキル『加速』のLVが上がりました。

ピロリン!スキル『剛力』のLVが上がりました。

ピロリン!スキル『仙術』のLVが上がりました。

ピロリン!称号『悪魔殺し』を取得しました。

ピロリン!称号『狂戦士』を取得しました。

ピロリン!称号『勇者』を取得しました。

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