防災の日(二百文字小説)
掲載日:2018/09/01
「今日は防災の日だね」
「それが何か?」
長女は父を不審の目で見た。
「非常袋は大丈夫かなと思ってさ」
父は鋭い長女にビクッとした。
「何かしたのね? 正直に言いなさい」
「お姉ちゃんの車を移動しようとして、擦ってしまった」
父は会心の土下座をして詫びた。長女は、
「ああ、それね。別にいいよ」
あっさり許してくれたので父は唖然とした。
(お父さんのゴルフクラブを折ったの隠してるから)
長女はこれでチャラだとほくそ笑んだ。
「今日は防災の日だね」
「それが何か?」
長女は父を不審の目で見た。
「非常袋は大丈夫かなと思ってさ」
父は鋭い長女にビクッとした。
「何かしたのね? 正直に言いなさい」
「お姉ちゃんの車を移動しようとして、擦ってしまった」
父は会心の土下座をして詫びた。長女は、
「ああ、それね。別にいいよ」
あっさり許してくれたので父は唖然とした。
(お父さんのゴルフクラブを折ったの隠してるから)
長女はこれでチャラだとほくそ笑んだ。