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女が太陽になる
昔女は身分がとっても低くかったことを忘れないでください。
女の偉大さを伝えたらと思います。
私は佐藤 凛花。高校一年生、バスケ部所属...のはずなのにー!!私の行く高校は女子バスケ部がなーい!
「どうしたの?」
振り向くと、親友の川口 香奈がいた。
「香奈!女子バスケ部がないんですけどー!」
香奈はまじまじ見て言った。
「それは元男子校だからね。それに部活もちゃんと学校のホームページ載ってるよ。ちゃんと調べないで第一志望校にする方が悪いでしょ」
香奈と同じ高校行きたかったから...
「でもでも、完全に男女差別!」
香奈は呆れて言った。
「もういいわよ。別の部活にしたら?」
私はバスケ一筋で中学の青春も部活のバスケに捧げたのよー!?全国大会出場したかったのにー!!
あー、腹たつ!!
私は思いっきり叫んだ。
「平塚雷鳥さーん!!女を太陽に戻してやりまーす!!」