社畜の家、異世界つながってるってよ
同僚にプロの社畜という称号を与えられた二十五歳サラリーマン、『斉藤勇一』。好きなものは弊社。彼女はエナジードリンク。座右の銘は「弊社万歳」。そんなサラリーマンには社畜という称号よりも重大な悩み事があった。
――それは、トイレから出ようとドアを開けると別世界につながるという強制イベントが発生すること。
残業帰りのサラリーマンが定期的にいろんな異世界、時代に飛ばされ(恐らく)世界を救う。なんの神の気まぐれか。はたまた悪魔のいたずらか。それとも物語の主人公か。
――それは、トイレから出ようとドアを開けると別世界につながるという強制イベントが発生すること。
残業帰りのサラリーマンが定期的にいろんな異世界、時代に飛ばされ(恐らく)世界を救う。なんの神の気まぐれか。はたまた悪魔のいたずらか。それとも物語の主人公か。
プロローグ『プロの社畜、悩む』
2016/11/11 02:16
(改)