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君がいなくなって

作者: 秋桜

思い出すのは

君の横顔



記憶だけが色褪せることなく

胸のなかに存在する


君のいない世界はいつも


限りなく黒に近い

青色だった



思い出すのは

君のとの約束



君がいなくなってから

もう泣いていないよ


まるで君が

私の涙をさらってしまったみたい



あんなに泣き虫だったのに

不思議だね



思い出すのは

君がいなくなった日



限りなく澄んだ

青い空


いつもと同じ空なのに

どうして切なさが込み上げたのだろう



思い出せないのは

涙の溢し方



いつかまた


あの日のような色を瞳に映したら



その空に

輝いた涙を落とそう



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― 新着の感想 ―
[一言] なくなって初めて気づく、そのものへの思い、という感じですかね。 字数は少なくとも、それ故に伝えたいこと書きたいことが直接届いて、よい作品だと思います。
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