カツノリ
今日はリーダーがインしていた。
『カルトバを仲間にしたのに乗ることができないんですが何か資格がいるんでしょうか?』
『定期に行われる資格試験に合格しなければダメなんです。というのは冗談でカルトバ専用のコックピットを作らなければならないんです。』
『コックピット!?』
『コックピットを装着することで防御力も上がるんですよ。』
『そうだったんですね。』
『カルトバのコックピットは簡単な材料で作れますね。』
『わかりました。ありがとうございます。』
『カルトバ』のコックピットは簡単に作れた。カツノリに装着させる。カツノリに乗ってみた。試しに木の実を取ってみる。ものすごい勢いでたくさんの木の実が取れた。さすがあちらのゲーム容赦ない。
カツノリは戦闘でも能力を発揮した。中型モンスターには全く勝てなかったのだがカツノリはいとも簡単に倒してしまった。
更にカツノリは力持ちで重たい物もらくらく運んだ。坂の上の方に鉱石を発見したので大量の鉱石を持ち帰った。カツノリがいなければこうはいかなかっただろう。
カツノリと一緒に洞窟に入った。カツノリと一緒だと何も怖くはない。奥の方に宝箱を発見した。罠かも知れない。でもカツノリがいてくれたので何も怖くはない。宝箱の中身はグレードの高い鉄砲だった。カツノリのおかげで我がチームはパワーアップした。
カツノリは見た目もカワイイ。動くたびに長い耳がピョコピョコしてずうっと乗っていたい気分にさせた。
『カツノリ、最高ですね。』
『カツノリ?』
『あっ、カルトバのことです。』
『ペット取ったら世界が変わりますよね。』
『別次元ですね。』
『ナミさん、そろそろリアル世界に戻ります。』
『おつかれさまでした。』
しばらくカツノリ無双だったのだが……
『ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!』
カツノリが三匹連れの中型モンスターに襲われ、血を吹き出しながらも抵抗していたのだが段々と動かなくなってしまった。コックピットから飛び降り悲しみの中を命からがら逃げ出した。
カツノリ!!君のことは永久に忘れない!!




