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戦う少女たちの日常  作者: おはぎ
3/3

巨大コケコッコー

「起きた?」

「起きたぁ」

「あれ?まだ外暗いね。」

「もう7時なのにね。」

「おかしいなー」

ドォォォン…ドォォォン…

「なになに!?」

「敵さんのお出ましね…」

「えー…」

「早く倒さないと!」

「みんな、行くよ!」

全員が急いで向かうと、巨大な謎の鶏がこちらを見ていた。

「な、何あれ…」

「ちょっと手強そうですね…」

「一緒に戦えば怖くないよ!」

「行くぞ!」


「ほら、喰らいなさい!」

「コケェェェェ!」

「本当に鶏なのか…はあっ!」

「コケ…」

鶏がバランスを崩した所で、すかさずリアリスとリリアンが息ぴったりの攻撃を放つ。

「いっくよ~!」

「いっけぇぇぇぇ!」

「コ…コケ…コケコッコォォォオ!」

「きゃあああああっ!」

「私達の見事なコンビネーションアタックが効かなかった!?」

「いや、効いたから痛くて暴れだしたんだと思う。」

「あれで倒しきれなかったのは驚きだわ…」

「私がやります」

「リオネス!?で…でも、あんたは力を使ったらすぐ倒れるでしょ!」

「退いて…」

「ち、ちょっと!やめ…」

ドゴォォォン!

「コケコッコォォォォォ!」

ズゥゥゥゥゥン…

リオネスがビーム一発であんなに強かった鶏を倒した。

「すごい…!けど本当に大丈夫なの!?」

「これくらいは大丈夫ですよ。」

「次は無理しないでね?」


「帰るかー」

「うぇーい」

ーーーーーー

「UNOやろうぜ!」

「またかよ…ハマってんな~!」

「私飽きたー」

「正直やりたくない…」

「正直だな。」

「この後また戦わなくちゃいけないの!?」

「まじかー」

「ぼくちゃん疲れちゃったよ~」

「ていうかさ、これ誰が喋ってるか分からないよね。」

「皆でキャラ変えるか?」

「いや、いい」

「次の戦いも頑張ろうね!マスター♡」

「やだきもーい」

「誰が喋ってるか分かるけど…何の話?」

「見える人と見えない人がいるんだな。」

ボキッ!

「えっ!?誰!?大丈夫?」

「割りばし二つに割ってみた」

「意味もなく割るなよ…」

「資源大切にしなきゃ!」

「リリアンが作ってくれる」

「いや…そういう…」

(ジンギスカンなんたらは何処に行ったんだろう…)

「ま、いっか!」

「何?」

「いや、ひとり言だよ。」

「そっかー」

(年のせいかな?)

(なんか言われた気がする…)

(何も言ってないよん)

「じゃー行くかー」

「かったりー」

「はーい」

少女達の戦いはまだまだ続く。

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