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鬼狩り三部作~時流冒険譚~  作者: 星空 夜桜
第一部 鬼狩り戦国時代編
4/57

第4話 覚悟

鬼を倒し先へ進むとそこには身元不明の遺体が山ほどあった。

その中には子供や若い女などの遺体もあり

吐き気がした。

その中を必死に走り、やっとの思いで山頂へついた。

するとそこには猫の仮面をかぶった男と一人の少女がいた。

「小僧、生きて山頂まできたか。よく無事だったな」と言い、鐵也を抱きしめた。

抱きしめられたことで鐵也がさっきまで

なかった激しい痛みが鐵也を襲い鐵也は気絶した。


…山頂 猫の仮面の家…

気づいたら布団の上だった。どのくらいの時間眠っていただろう。そう考えていると猫の仮面の男が「目覚めたか。お前が無事に帰ってきてから3日たった。」

と鐵也に言った。

体を起こそうとしたら、痛みがある。

すると横の猫の仮面の男が「動くと下手をしたら死ぬぞ。なんせあばら骨や左腕を骨折しているんだからな。ひとまず安静にしろ、お鈴。小僧を頼む。わしは山で山菜などをとってくる。」

と言った。


しばらくすると、お鈴という少女が「大丈夫ですか?」と言った。

鐵也は「大丈夫。」と言った。

すると、猫の仮面の男が突然帰ってきて

こう言った。

「お前は試練を合格した。だが、それ以前に確かめたいことがあってな。鬼狩りになる覚悟はあるか?例え、味方が敵になったとしても戦う覚悟があるか。」

すると、鐵也は刀を持ち言い放った。

「あります。例え何を失っても…」と言った。

そうすると仮面の男がとある物を棚から取り出し鐵也に渡した。

「これは?」

そう尋ねると猫の仮面の男が「それは魔玉まだまと言う玉だ。かつて鎌倉時代に源家が鬼を退治する際に使われたとされておる。」と簡単な説明をした。

その玉を手に持ちあおむけで寝たままただその玉を眺めていた。


この時、まだ俺は知らない。

2つの鬼の存在と無限滅鬼の存在を…


続く



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