表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼狩り三部作~時流冒険譚~  作者: 星空 夜桜
第一部 鬼狩り戦国時代編
1/57

第1話 始まりの朝




いつからだろう?俺が鬼に復讐心を抱いたのは…

全てはあの日...そう今でも思い出す...

少年は夜に澄みきった空を見てそう呟く

終わりなんてない鬼との戦い...

そして散りゆく仲間たちを見つめながら彼は願い続けた。この戦いの先にある結末はきっと今ある苦難の先に幸せがあるのだと...

そう、願い目の前にある絶望をその刃で斬り裂いた。


1568年(10年前)…

あの日に起きた出来事を俺は…忘れないだろう。村中煙におおわれ、建物は燃えている。

周りを見渡すと人の悲鳴や物音が聞こえる。

女の人が俺を抱いたまま村はずれの崖へ走っていき崖から落とす前に女の人がこう言った。


「鐵也、お前だけでも…生きるんだよ。この刀を持って」

と女性は言い、俺を川に捨てた。

俺は大声で「母ちゃん~」と叫んだと同時に母親の悲鳴が聞こえた…

川の流れが激しくなり、母親の姿すら見えなくなっていく。

そして徐々に意識が薄れていった。

10年後(1578年)…

鴬のさえずりが聞こえる。

清らかな水をしぼった布のようなものがおでこに当たる感覚がした。

目を開けるとそこには見覚えがある人がいた。

「大丈夫か?鐵。」

そこには下流の近くで住んでいる。

浅館富士三郎(あさやかたふじさぶろう)がいた。

富士三郎は鐵也に事情を聞いた。

すると富士三郎は焦った顔でどこかにいった。


数分後に富士三郎は猫の仮面をかけた男とともにかえってきた。


その男は腰に刀とひょうたんをつけていた。


続く


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ