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イジェクトボディ  作者: savvy
第1章
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003 襲衝失




「はぁ」


ため息、何度目かわからない。疲れた。暑い。息苦しい。


などとどうでもいいようなことを繰り返し思い浮かべながらもなんとか外に出ようとしているのだが結局どうにもならないでいる俺。何故こうなったし。


「襲撃ー!」


薄い思考の中で唐突に情報が入ってくる。

襲撃?などと考えていると突然横にGがかかる。すると次は爆音と衝撃。機体の中でシェイクにされる。


「クソ!一体なんだってんだよ!」


「林だ!林の中に逃げ込め!奴らは脚が悪い!」

「了解!」


機体の外側から声が聞こえてくる。今までよりも激しく機体が揺さぶられる。


「うっ、もうマジで無理」


俺はいつの間にか気を失っていた。

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