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詩集

Deep Forest

作者: 利月

あなたが死んだ

何一つ 残らない

わたしは 何?


時が過ぎ 傷が癒え 赦しを乞うことを許されて

まだ 生場処いばしょがあったなら

おしえて


いつまで世界は続くの?

“もしも”の呪縛は安らかなの?

誰かに伝えていいの?

“何か”を拠りどころにして知ろうとしていいの?


おしえて

わたしは 自分で望んだ鳥籠から出てもいい?



きみは残った

何一つ 残さない

ぼくは 何?


時が過ぎ 罪が消え 赦しを乞うことを許されて

まだ きていられるなら

おしえて


どこまで世界は在れるの?

“もしも”の願望は囚われなの?

誰かと歩いていいの?

“何か”を拠りどころにして報せていいの?


おしえて

ぼくは 自分で選んだ茨道から逸れてもいい?

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