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殺人歌

作者: 中島 流星
掲載日:2014/02/13

やんなっちゃうよな人の世界 住み心地の悪いこの社会 

日々のストレスを溜め込めば 心はどんどん枯れていく

そんな枯れて萎れた心に   みずみずしい潤いを

思い立ったら吉日と     さーさー早速やってみよう

まずは水辺のあいつにしよう 顔を抑えて沈めよう

もがく手足は滑稽さ     しばらくしたら動かない

次はあそこのホームレス   油を少々かけまして

拾ったライターで火をつけて 新聞紙を投げ込もう

熱い熱いとのた打ち回る   その姿に思わず笑う

枯れた心がわずかに潤う   そんな気がしたもっとやろー

吊るしたロープで首を巻き  嫌いなそいつを吊るしては

明日の晴れ空祈るよな    テルテル坊主の出来上がり

夜遅くまで掘った穴     酔っ払いが落ちました

待ってましたと土をかけ   私のための生贄さ

連日ニュースに出る事件   そんなものには興味ない

誰が死のうが別にいい    さーさー明日もやっていこー

そっとそっと忍び寄り    後ろから思い切り

倒れた後はひたすらに    連打連打で楽しいな

お風呂でウトウト誰かさん  コンセントを突っ込んで

ブレーカーをあげたなら   どうぞそのまま永眠を

まだまだ全然潤わない    私の心は砂漠のよう

それではお次は盛大に    パーッと一丁やりましょう

調べて作ってみました爆弾を さてさてどこに仕掛けましょう

よしよし決めたあそこだな  そっと仕掛けて準備よし

近くの交番よりまして    拳銃をもらいましょ

ぽちっとボタンを押したなら ドカンと一発豪快に

崩れ落ちる高い塔      ワーキャー楽しいミュウジック

慌てふためく群衆に     私は思わず笑ってしまう

さーさー警官追ってくる   そろそろ私のエンディング

たどり着くのは駅の中    気持ちの悪い人のむれ

弾ある限り引き金引いて   さーさーパニック夢見心地

弾がなくなり次はこれ    鈍くきらめく刃かな

私無双のはじまりさ     飛ぶ血はねる血斬れる肉

次々倒れる人人人      なんて愉快な地獄絵図

私にとっては天国さ     しいて言うならあれだよね

日本刀とかマシンガン    あればもっと楽しいかも

まーまーそれは仕方ない   そこんとこはご愛嬌

一通り楽しんだ       私は白旗振るとしよう

私は警官につかまって    フラッシュ、マイクをにこやかに

白黒車に乗せられて     いざ行かんは法廷に

そこについたら適当に    私は充分楽しんだ

最後に遺族にいう言葉    聞かれたので答えます

「おかげで心は潤った    そんな命にありがとう」

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