恐竜王
ティラノは強いから食物連鎖の頂点にいた訳でなく、自分よりも弱い者を淘汰させ続けることで繁殖機会(次世代の進化チャンス)の芽を潰すことで自身が補食されにくい未来(他者に脅かされない未来)を作ってきただけ。決して強いからではなく、卑怯者だからのさばれただけ。
もしもその卑怯な仕組みに恐竜人達が気づけたのなら、もっと謙虚に人間に対してやさしくなれたのかもしれない。だからラヴォスは 恐竜人を絶滅させたのかもしれない…
でも、老いているティラノであれば小物にも補食される日がいつかくるし、小物相手にジワジワ噛られられるのは長く苦しみ続きそうだし、身体デカイ分身を隠しにくいし、
そんな日が迫ってくる瞬間を恐怖して過ごさないといけなくなるのは、まるで処刑日がいつか分からず不安になる死刑囚のようなもので、恐怖に病んで怯える日々を過ごす事だろう。それが因果応報で妥当な刑罰。かどうかは誰にもわからない。草食竜はデカイからティラノのちびちび噛まれるのは地獄だったろう。でかすぎて見つかりやすいのもキツイ




