ドラゴン戦車は頭さえ残っていれば他部位を瞬時に修復してしまう。
瞬時に修復するシステムを作るなんてのは現実的には不可能であるが、それを実現できるのは魔法工学が利用されているからである。
魔法なんてものは存在しないのが現代文明である。ドラゴン戦車の開発者は知らず知らずの内に魔法工学を機械で扱うことに成功している。その仕組みの根底は魔法陣技術である。つまり電気信号が特定のパターン(魔方陣)を形成すると物理現状を無視した現象(魔法)が発動する仕組みである。
マールがオーラという技で回復をしたり、カエルのベロロンで回復も同じ仕組みである。
マールとカエルの回復技は脳内のニューロン配列が魔法陣の形を成していてマールの場合、オーラを放つことと回復の魔法陣が偶然にも関連していることで回復作用が発動する。
カエルのベロロンも似たようなもので相手を治療しようと思うこととベロロンの行為そのものが脳内シナプスが回復魔法陣を形成
するので回復作用が発動する。
連携技の回転オーラ(全体回復)の仕組みはマールの回復魔法陣が仲間の想いを受け入れている。連携相手との想いに魔法陣が反応し、回復パワーを増強させるのだが、クロノはたまたま想いを回転斬りで表現することで発動させている。つまり訓練をすれば想うだけでも全体回復が発動する
回復の概念は細胞分裂ではなく修復である為、機械であるロボにも回復の作用がある。
しかし死体を回復させるにはレイズ等の魔法が必要に。
ロボは機械であるので死の概念がないのにレイズで復活できる。
レイズは魂が抜けた身体に魂を戻す。
ロボにはエネルギーの核に魂がインプットされているのでレイズで蘇生できる




