登場人物 二章まで
人物によっては本編では触れられていない事もかなりあります。
イシン・シボ
マッチョでおなじみポーラ王国5人衆の隊長。厳格な性格で王国に対する忠誠心も高い。その忠誠心ゆえに時に本気で言っているのか周りから疑われるような言動をするが、本人はいたって真面目。諸事情でポーラ王国5人衆隊長から隠したい隊長に昇格する。
ジョノーツ・ウドーキ
ポーラ王国5人衆、2枚目担当。守護騎士レインに片思いをしている。片腕を犠牲にしてまで守ったのに、レインには頼りになる先輩くらいにしか思われていない。可哀そうなイケメンだが、モテる。実際、サイカク戦後に病室に5人の恋人が鉢合わせてプチ修羅場になった。
ニョリ・シヨク
ポーラ王国5人衆、おふざけ担当。同世代なのでレインやタダシと仲良くなった。言動はふざけているが私生活は真面目で一個下の可愛らしい女騎士と真剣交際をしている。ジョノーツとは大違いである。たぶんポーラ王国5人衆で一番の現実派。
ゴウ・レキ
ジョノーツやニョリといった濃い連中のせいで影が薄いポーラ王国5人衆の一人。ほとんどセリフがないが実力は確かでポーラ王国5人衆で一番強いという誰得な設定がある。趣味は筋トレという全く意外性のない趣味を持つ。
タイテン・トク
ポーラ王国5人衆の頭脳という役回りだったはずだが、エスケレスもいるし別にいいんじゃね?となった不幸な策士。マッチョな知性派で普段はツキノワの会計責任者を務めている。眼鏡はダテ眼鏡。
サイカク
勇者タダシに一番最初に倒された、6人で1人という変則タイプの八大将。
八大将のテンプレには八大将最弱とまで言われていたが、確かに一人一人の実力でいえば身体能力も魔力も他の八大将の半分程度であまり強くない。連携もあまり得意ではなく、6人がちゃんと連携して戦って、ようやく一人前の八大将くらいの強さだった。
しかし、ちゃんと能力を生かして戦えば決して弱い方ではなく、実際には八大将でも上位の戦闘力があり、現時点のタダシはまず勝てない相手だった。
そのサイカクの能力とは6人が相互に力を移譲する事ができるというもので、他の5人の力を限界まで弱めて1人のサイカクに集めたら普通の八大将の3人分くらいの強さになる。
ただ、全員が対等な立場なので誰に力を集中させるか揉めることがしばしばあって能力を活用できていなかった。早々にタダシに4人瞬殺された事で負けが確定したという、いいところなし八大将。
その他の八大将たち
登場しているがネタバレになるのであまり詳しくは紹介できない。基本的には名前によって性格やら能力やらが出オチしているという噂がある。あくまで噂なので出オチじゃなくても作者の責任ではない。
次回から第三章 決意する女騎士 が開始します。 042 遭遇 です。