第1話:冒険者になる?
狩人の少年は成人の儀式を終え村の決まりで狩人の道が断たれた
すでに定員いっぱいいると。
そして引退して故郷に戻っていた冒険者ジェームスの勧めで領主館の城下町に上京し冒険者を目指す。
山の中の村から、領主様の治める街に初めて出てきたんだが。
門をくぐっただけで、もう迷ってしまった。
冒険者をやっていたジェームスさんから聞いた話だと、冒険者組合ってとこに行けば仕事がもらえるらしい。
問題は組合ってどこにあるんだろう?
ふっ・・・まさか町の中で野宿する羽目になるなんて・・・なんて田舎者に厳しいんだろう。
とりあえず冒険者組合にたどり着けたので良しとしよう。
まさか、夕食を食べたこの建物がそうだったとは。
「冒険者登録に来たのか?」
ん?僕に言ってるのかな?
「はい!登録をお願いします」
「じゃあまず技量試験を受けて来い」
この通路を行けばいいのかな?
この部屋らしい「あのー技量試験を受けたいんですが」
「坊主、何が得意なんだ?」
「狩人なので弓と槍、あと小剣が使えます」
「矢を10射、1射最高が10点で100点満点合格は50点だ」
よし!やるぞ!
「坊主、55点ギリギリで合格だ。次は違法行為と禁止事項の座学を受けに行け」
眠たひ・・・座学も終了したし
冒険者登録
ランク測定
なになに・・・よその組合で登録済みの冒険者もこの組合で貢献度は最下位から始まります。
そのため貢献度とは別に技量ランクを設定し技量に見合った仕事を受託できるようにした制度です。
僕は最低のFランクだな。
職種登録
戦闘職、回復職、探査職、魔法職から選ぶのかな?
弓使いだから戦闘職と。
組合貢献度
FランクからAランクの組合規定ランクとSランク以上の組合連合規定ランク
そして各ランクはメジャー、ノーマル、マイナーの分かれているのかな?
Fランクは見習い扱い、Eランクは不可、Dランクで可、Cランクで良、Bランクが秀、Aランクが優
Dランク以上でモンスター駆除が受けられる
ということはとりあえずDランクを目指せばいいのか
組合証は身分証明にも使われる腕輪型の簡易証と仕事受諾の使うペンダント型のタグ、組合のサービスを受けるのに必要なカードの3つ
組合のサービスはDランクから受けられる
情報伝達水晶、野営セット、毒消しと傷薬のセット、アイテムポーチ、素材辞典、水袋、背嚢の7つ道具ももらえるみたい
仕事は掲示板に貼ってある依頼書を取って受付で登録すれば受けられるみたいだな。