雪の舞う時
ちょっと意味分かりません。。
ごめんなさい。
分かってくれる人いたら嬉しいです…泣
「…………」
すごく 気まずい!!!!
チョコを渡そうと呼び出したものの、一向に言葉が出ない。
長く重い沈黙が続く。
「あ…あの、ひ…広瀬君に…これっ…」
「…あ、あぁ、ありがとう…」
広瀬君も緊張してる?
「これ…手作り?」
「う、うん!!不味いかもしれないけどっ!!」
何か言われちゃうかな…
いらないとか…
不味そうとか…っ
「女の子が作ったものが不味いなんてありえないよ?」
「へ…?」
「不味く作れるほうがすごいかもよ?じゃ、ホワイトデー楽しみにしてて」
あ…あげれた――――――!!!!
受け取ってくれたぁ…!!
「雅ちゃん?みてまちたよー?」
「なっ…奈美!!琴!!み…見てたの…?!」
信じられないよーー!!!
見られちゃったのぉ…?!
「まぁ68点かな。沈黙重すぎ!!長い!!」
「ご…ごめん奈美…」
や、チョコあげただけで何故違う人に謝らないといけない?
「広瀬実弥ねぇー はぁーん…」
「なっ…何よ…」
「いやぁー?べっつにぃー。」
「も…もう行くね!!」
もうからかわれたくない!!!
恥ずかしすぎる!!
「実弥ってさーぁ、同小の子からの情報ね?丁度雅っぽいのがタイプなんだよねー!」
「もしかしたら… もしかするかもっ?」
信じられない…
覗きとかぁ…
でも受け取ってもらえてよかった…
広瀬君まじめだから受け取ってもらえなさそうだったけど…
「佐原?」
聞きなれたこの声はっ…!!!
「み… 広瀬君?!帰ったんじゃないの…!?」
「…」
黙り込んでしまった。
なんかマズいこといったかな…?
「バレンタインってさぁ!佐原にとってどーいう意味?」
ちょこ?
の事?
何故に?
えーっと…
「大切な人にチョコを贈る…日っ?!」
「…そぅ。」
「? ?」
「じゃあ…また…。」
何なんだ?
そゆのが謎だ。
<ホワイトデー>
「よかったねぇ?好きな人からお返しなんて♪」
「ぅがっ!!琴!!何よぉ…」
「上手くいくんじゃない?きっとね。」
「へ?…うんありがと。ぅ。」
何?どゆ事だ??
[きっと、じゃなくて絶対だけどねっ? ぷぷっ]
「佐原、いい?」
どきんっ…
胸が高まる。
きたぁーーーー…!
「うっ、うん!!」
着いたのは空き教室。
バレンタインにも渡した所だ。
「…これ。目閉じて。」
シャラって音がしたような…?
「…うん」
ネックレスとかくれるのかな?
なんか広瀬君ベタっぽそうだし…
♪カシャっ
あ゛?
「キス待ち画像げっとね?」
にやっと笑うように目をうろつかせた。
はい?
どゆことでしょう?
「えーーーーっと?」
「何?なんかある?」
なんかあるって言うか?
ね?
広瀬君…?
「それはどゆ意味で…」
「んじゃあ教えるから後ろ向いて!!」
「はい!!」
何だコレ。
何、何?
何なんだ?
スッ…
「あっ!!熊のネックレス!!」
やっぱしベタだ…
「…やる。」
「ほんとに?!いいのぉ!!?」
「…」
顔が真っ赤になっていく。
私はもらえたことに感激してはしゃいでいる。
「さっきのは何?」
「…」
あれ?
また無言。
〜?
「照れてるだけだよねぇー?実ー弥クン?」
「奈美、琴!」
また覗いてんかい!!
「お前らが言うなっ…」
お前らが言うな?
と言うことは照れている?
「照れてるの?」
「好きな子には無言になっちゃうから気を付けてね雅★」
え…えぇ!!?
この状態で行く?!
「…その…。 えと… 好き…だから。」
「私もだよっ。広瀬君!」
「…。」
真っ赤だぁ。
「あ、雪。」
真っ赤な広瀬君と真っ白な雪が重なって、とても綺麗に映った。
雪が起こしてくれた奇跡かも…
「ありがとう、広瀬君っ!」
「…。。」
照れは隠さなくてもいいのに…。
「照れ隠し可愛いよ?」
「…?!」
終わり