第十四話 災厄
今日中にいいとこまで投稿したい。
「お仕事中失礼します」
「お?」
マークスが作物の入った袋を運んでいると声をかけられた。
声のした村へと続く一本道。
そこには黒い布で覆われた大きな荷物を背負う着たシスターの姿があった。
「シスター様がこんな田舎の村に何のようだい?」
「この村にアンデッドが出たと聞いて来たイ=モス教団のアリアナと言う者ですが」
「アンデッド、ねぇ」
マークスは近づいてくるシスターから視線を逸らして続けた。
「そんなものいないと思うぜ。悪いが帰ってくれ」
「そうですか……」
例え誰かが密告していたとしてもマークスは言うつもりはなかった。
スケルトンは案外悪いやつではなくむしろいいやつであることはここ数日でわかっていたからだ。
信用してくれている彼を裏切りたくはないし、何より争いの火種をこの村に入れるわけにはいかなかった。
しかし、シスターには見えていた。
彼が嘘をついていると言う感情が。
シスターは目頭を押さえて空を仰ぎ、涙した。
「あぁ……なんて悲しいのでしょう」
「ど、どうしたんだいきなり……何が悲しいんだ?」
「貴方がたを殺さなければならないという事実が、です」
「は……?」
急に泣かれて狼狽えていたマークスは不意に腹のあたりが熱を持っていることに気が付く。
そこにはシスターの手から伸びた短剣が突き刺さっていた。
「あっ……ぐっ……何を……っ!」
彼は腹を押さえてうずくまった。
「探しなさい。神に仇なす不浄は必ずいます」
「畏まりました」
マリアナの一声で信奉者たちは村に散って行った。
切れ目的に短め。




