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あの空へ

作者: sakura

遥か彼方にいるような世界―。


少し前までは、全て分かっているようだったのに。


私が、望めるような恋では、なかったのに。望んでしまった。


想いが、届いて、答えてくれて、


嬉しくて、言葉にならないくらい、


嬉しかった。


今の、私の思いは、届くかな?


~望むだけ、無駄?~


自分は、どうなってもいい。


神様…どうか、


今まで、あの人と過ごした、時間をなくして下さい。


私の代わりの… いいえ…


もっと、もっと、いい人と、


廻り会わせてあげて下さい。


お願いです。


貪欲ですが…  あと、もう1つ…いいですか?


これからの、私の願いよりも叶えて下さい。これだけは―。



あの人の幸せが確実なものと

なりますように。


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― 新着の感想 ―
[一言] とてもいいお話ですね!! 凄いです!
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